ムラブリズムのコンセプトについて、もう少し深掘りしてみたいと思います。まず、ちょっと学術的にお話ししてみますね。そういうのはいいやって人は、次の章まで飛ばしてください。次の章で、ほとんど同じことを、日常的な言い方で言い換えています。
ムラブリズム
タイの少数民族ムラブリの言葉を研究する若き言語学者は、そこに日本語とは異なる自由な世界の枠組みを見出しながらも、やがて言語そのものが抱える窮屈さ、そして自己矛盾にぶつかった。
日本語とムラブリ語のリズムとイズムを行ったり来たりしながら、言葉のしがらみのないあり方を探求し、現代社会でゆるやかに生きる方法を考えるエッセイ。
2024.12.27
サボる偉人
働きたくない。だけど、結果は残したい。そんな都合のいいノウハウを求めて、書評家・ライターで元経済記者の著者が、偉人たちの人生をひもとき、サボりながら成功する極意を探る歴史ビジネスエッセイ。
2024.12.26
ニューヨークで考え中
一年だけのつもりが、気がつけばニューヨークに住み始めて早15年。まばゆい摩天楼都市の片隅で拾い集めた日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描く、等身大のつれづれNYコミックエッセイ!
2024.12.26
聞き流す、人類学。
人類学って何をするんだろう?
「行ってみなければ分からない」を旨とする人類学およびそのアナーキーな試みを、視聴者の皆さんと「ともに」学んでいきます。人類学者によるフィールドワークや、各界の言論人との対話を中心にYouTubeで動画配信します。
2024.12.17
ニューヨークで考え中
一年だけのつもりが、気がつけばニューヨークに住み始めて早15年。まばゆい摩天楼都市の片隅で拾い集めた日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描く、等身大のつれづれNYコミックエッセイ!
2024.12.12
リキッド・アマゾニア
薬草、幻視、シャーマニズム……資本主義・科学主義が周縁化する南米アマゾンの世界は消失の危機に晒されながらも、液体のように周囲と混じり合い現代に憑依する——南米エクアドルのアマゾン熱帯雨林に一人飛び込んだ若き人類学者は、先住民シュアールの人々と生活を共にしながら、自らの身体と知覚を通して、森の中で無限に生成される知と現実を経験する。境界が融解する時代に人と自然のあり方を根源から問うノンフィクション!
2024.12.4