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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅢ-14 【定本】災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか
著者 | レベッカ・ソルニット 著 高月 園子 訳 |
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価格 | 2,860円(税込) |
発売日 | 2020年9月18日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 上製 |
頁数 | 508頁 |
ISBN | 978-4-7505-1662-2 |
Cコード | C0036 |
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内容紹介
ロングセラー、待望の完全版刊行!
旧版での抄録部分、原注などを完全収録し、
60ページに上る増補でおくる決定版。
解説「レベッカ・ソルニットを読み解く」(渡辺由佳里)も新たに収録。
ブレイディみかこ氏、推薦!
「エリートがビビッて失敗するとき、地べたは生き生きと機能し始める」
大地震、大洪水、巨大なテロ……私たちの日常に裂け目が入るとき、
そこにはいつもユートピアが出現した。
災害時になぜ人々は無償の行為を行うのか? そのとき、なぜエリートはパニックを起こし、人びとは自発的な秩序をつくり上げるのか? 1906年のカリフォルニア大地震から、ニューオーリンズの巨大ハリケーン、9.11テロまで、危機の最中に現れる人々の自発的な相互扶助のメカニズムを追った、珠玉のノンフィクション。
【目次】
プロローグ 地獄へようこそ
第1章 ミレニアムの友情:サンフランシスコ地震
第2章 ハリファックスからハリウッドへ:大論争
第3章 カーニバルと革命:メキシコシティ大地震
第4章 変貌した都市:悲嘆と栄光のニューヨーク
第5章 ニューオリンズ:コモングラウンドと殺人者
エピローグ 廃墟の中の入り口
謝辞
解説「レベッカ・ソルニットを読み解く」 渡辺由佳里
原注
【書評・メディア情報】
■FINDERS(9月18日)/巻末解説(執筆:渡辺由佳里氏)掲載
■朝日新聞(11月7日)/紹介
■サンデー毎日(11月8日増大号)/短評