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告発と呼ばれるものの周辺で
著者 | 小川 たまか |
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価格 | 1,980円(税込) |
発売日 | 2022年2月22日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 280頁 |
ISBN | 978-4-7505-1732-2 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
たまかさんほど被害者目線に立って性暴力について書いてきた人を知らない。
もう社会は変わらなければいけない。
――長田杏奈(ライター)
日本では、多くの女性が痴漢に遭う。
みんな、あまりにも日常的すぎて、なんでもないことのようにやり過ごしてしまう。
日本では、レイプに遭ったら、必ずしも法律が被害者を守ってはくれない。長い間、これはおかしいと声を上げてきた人たちがいるが、その声はかき消されてきた。
性犯罪や性暴力に対して声を上げてもなかなか信じてもらえない。
単に告発だと受け取られる。
でも、その声からは、内省も、やさしさも、前に行こうと信じる力も感じられるはずだ。
2017年性犯罪刑法が改正され、#metoo が続き、2019年4つの性犯罪裁判が立て続けに無罪となり、フラワーデモが起こった。
本書は、まだ社会に届かない小さな声の集積だ。
あなたの隣人、友人、家族も当事者になりうる。
性犯罪、性暴力への偏見や誤解をほぐし、やさしい社会を築くため、2017年から2021年、女性たち、支援者たちの声の記録。
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【もくじ】
はじめに
1 性犯罪刑法と#me tooとフラワーデモ
2 高校生が、電車で、性暴力被害にあう
3 キメツけられる
4 人はフェミニストになる
5 女は怖いのか
6 境にいる人
7 未来のことを考え隊
8 男社会の門番
9 痴漢は短いスカートのせい
10 痴漢が「お客様」だった頃
あとがき
【書評・メディア情報】
■南日本新聞(3月27日)/書評(小川麻希氏)
■毎日新聞(4月16日)/書評(清田隆之氏・文筆業)
■「クレヨンハウス通信」(5月号)/紹介
■「ダ・ヴィンチ」(5月号)/紹介
■北海道新聞(5月1日)/書評(山家悠平氏・女性史研究家)
■西日本新聞(5月14日)/書評(山家悠平氏・女性史研究家)
■しんぶん赤旗(5月15日)/短評
■「女性のひろば」(6月号)/紹介
■ふぇみん(7月15日号)/紹介
■文春オンライン(10月7日)/本文抜粋記事掲載
■「月刊WeLearn」(11・12月号)/紹介
■東京新聞(12月24日)・中日新聞(12月25日)/「2022年私の3冊」(宮地尚子氏・一橋大学大学院教授、精神科医)