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いかもの喰い 犬・土・人の食と信仰

いかもの喰い
著者 山田 仁史
価格 1,760円(税込)
発売日 2017年2月23日
判型 四六判
製本 上製
頁数 212頁
ISBN 978-4-7505-1501-4
Cコード C0095

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内容紹介

気鋭の「宗教民族学者」が、世界数多の事例や研究史を渉猟し、人類3大悪食“犬喰い” “土喰い” “人喰い” に肉薄する。

タブー・儀礼・薬効―
私たち人間が築き上げた驚くべき食文化のかたち

人間のおもしろさ、おかしさ、奥深さが凝縮された食と信仰の関係を追求する!

【いかもの-ぐい】
普通は人が食べないようなものをわざと、または好んで食べること。また、その人。あくものぐい。悪食(あくじき)。 ―大辞林


【目次】
第一章 食をめぐる信仰世界
第二章 犬肉食とそのタブー
第三章 土喰う人々と儀礼性
第四章 カニバリズムを追う
第五章 世界宗教における食

【書評・メディア情報】
母の友(8月号)/短評
朝日新聞(10月3日)/著者インタビュー
『vesta』(108号)/書評(石毛直道氏・国立民族博物館名誉館長)
2020年
文化人類学(vol.84-4 2020)/書評(石倉敏明氏・秋田公立美術大学)

著者紹介

山田仁史(やまだ・ひとし)
1972年宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学、ミュンヘン大学ドクター・デア・フィロゾフィー(Dr.phil.)。宗教民俗学・神話学専攻。
現在、東北大学大学院文学部研究科准教授。著書に『首狩の宗教民俗学』(筑摩書房)、共編著に『水・雪・氷のフォークロア』(勉誠出版)、『神の文化史辞典』(白水社)、『アジアの人類学』(春風社)、共訳書にミュラー『比較宗教学の誕生』(国書刊行会)他がある。

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