HOME > 書籍検索:歴史 民俗 文化史 > 諏訪式。

諏訪式。

諏訪式。
著者 小倉 美惠子
価格 1,980円(税込)
発売日 2020年9月26日
判型 四六判
製本 上製
頁数 264頁
ISBN 978-4-7505-1665-3
Cコード C0095
電子書籍発売中

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

神秘と技術と才能が生まれる場所、諏訪。
——多くの仕事や人が、どうしてこの地から生まれたのか?

 
長野県の諏訪は、諏訪湖を中心に八ヶ岳や霧ヶ峰も含む広大な地域。
諏訪湖は中央構造線とフォッサマグナが交わるところ。

まわりには縄文の時代から人が暮らし、諏訪信仰がいまも息づく。
江戸時代の繰越汐による新田開発、近代に入ると片倉製糸が栄華を極め、その後、東洋のスイスと言われるほど、精密機械の会社が数多く興った。

セイコーエプソン、ハリウッド化粧品、ヨドバシカメラ、すかいらーく、ポテトチップスの湖池屋、岩波茂雄、島木赤彦、新田次郎、武井武雄、伊東豊雄…… 。
多くの仕事や人は、どのように生まれたのだろうか。


ただならぬ場所、諏訪の地力を、丹念な取材で掘り起こす歴史ノンフィクション。


【目次】
第一章 シルクエンペラーと東洋のスイス——近代ものづくり編
第二章 ゴタたちが編んだ出版ネットワーク——近代人づくり編
第三章 〝空〟なる諏訪湖の求心力——土地となりわい編
第四章 人と風土が織りなす地平——科学と風土編


【書評・メディア情報】
長野日報Web(10月25日)/紹介
■信濃毎日新聞(10月31日)/短評
HONZ(11月2日)/書評(首藤淳哉氏)
■週刊新潮(11月12日号)/書評(東えりか氏・書評家)
■旅の手帖(12月号)/紹介
HONZ(11月16日)/書評(東えりか氏・書評家)
pen(11月19日)/紹介
■朝日新聞(11月28日)/書評(宇野重規氏・東京大学教授)
■うかたま(61号・12月4日発売)/紹介(笈入健志氏・往来堂書店店長)
■NHKラジオ第一「マイあさ!」/著者出演「著者からの手紙」
■富山新聞(12月26日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■福島民友(12月26日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■琉球新報(12月26日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■大分合同新聞(12月27日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
2021年
■上毛新聞(1月10日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■愛媛新聞(1月10日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■新潟新聞(1月10日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■神戸新聞(1月17日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■サライ(1月号)/短評
■月刊長野こまち(3月号)/紹介
■下野新聞(1月31日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■中國新聞(2月28日)/書評(平野恵理子氏・イラストレーター、エッセイスト)
■日本農業新聞(5月23日)/短評
■フィガロジャポン(11月号)/紹介


著者紹介

小倉 美惠子(おぐら・みえこ)
1963(昭和38)年神奈川県川崎市宮前区土橋生まれ。
アジア21世紀奨学財団、ヒューマンルネッサンス研究所勤務を経て、2006(平成18)年に(株)ささらプロダクションを設立。
2008年 映画『オオカミの護符——里びとと山びとのあわいに』で「文化庁映画賞文化記録映画優秀賞」、「地球環境映像祭アース・ビジョン賞」受賞。
2010年 映画『うつし世の静寂に』(支援:トヨタ財団)公開。
2011年『オオカミの護符』を新潮社より上梓。
2017年「川崎市文化賞」受賞。
2021年 映画『ものがたりをめぐる物語』完成予定。

PAGE TOP