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いつもだれかが見ている

いつもだれかが見ている
著者 大竹 昭子/著
クミ・ヒロイ&アネケ・ヒーマン/写真
価格 1,870円(税込)
発売日 2022年6月22日
判型 四六判
製本 並製
頁数 184頁
ISBN 978-4-7505-1742-1
Cコード C0093
電子書籍発売中

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内容紹介

 
《世界のどこかで密やかに、出逢いとドラマが、生まれている》
14人の写真から広がる、せつなく、謎めいた14の小説。


国籍も性別も様々な写真の中の14人は、どんな物語を秘めているのか?
レンズ越しに見つめているのはだれか?
見ること、ふれること、出会うことの現在を、鋭く映し出す小説集。


奇妙で、せつない、人間たちの営みを写しとる、小説×写真の競演。


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【目次】
■オニグルミのような
■幸運ケーキ
■失踪
■上塗り
■ピアノレッスン
■橋の上の男
■どこかで見かけたあの人
■まぶたの裏側
■右半分
■似ているかしら?
■やってきた写真
■中毒
■生きなかったもう一つの人生
■ポーズする彼女

■あとがき

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【書評・メディア情報】
■週刊読書人(8月26日)/書評(九螺ささら氏)
■北海道新聞(9月4日)/書評(辻山良雄氏・書店店主)
■日本経済新聞夕刊(9月15日)/書評(陣野俊史氏・批評家)
■東京新聞(10月1日)・中日新聞(10月2日)/著者インタビュー
■週刊読書人(12月16日)/「2022年の収穫」(神藏美子氏・写真、映像作家)

著者紹介

【著】大竹 昭子(おおたけ・あきこ)
1950年東京生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、批評など、ジャンルを横断して執筆。短編小説集としては、本書は『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』に続く4冊目。人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によって様々に変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。
写真関係の著書に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(畠山直哉との共著)『この写真がすごい』など。他にも『須賀敦子の旅路』『個人美術館の旅』『東京凸凹散歩』など著書多数。
部類の散歩好き。自ら写真も撮る。朗読イベント「カタリココ」を主宰、それを元に書籍レーベル「カタリココ文庫」をスタートし、年三冊のペースで刊行している。

【写真】クミ・ヒロイ&アネケ・ヒーマン
ポートレート写真家Anneke Hymmen(1977年ドイツ・ルーデンシャイト生まれ)とアーティスト/グラフィックデザイナーKumi Hiroi(1979年岐阜県生まれ)のコラボレーションユニット。オランダ、アムステルダム在住。非対称な見る・見られる関係性を、写真と文字を通して問う作品を制作している。
主な展覧会に、2017~2018年「Remodeling」Melkweg Expo(アムステルダム)、 State of Fashion(アーネム、ベルリン)2021年「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」資生堂ギャラリー。

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