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詩集 愛について

詩集 愛について
著者 若松 英輔
価格 2,420円(税込)
発売日 2020年4月22日
判型 四六判変型
製本 仮フランス装
頁数 120頁
ISBN 978-4-7505-1642-4
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

 電車で
 並んで座り
 だまったまま
 風景を
 見つめていた
 あの日

 あれが
 わたしの
 ずっと
 探していた
 幸せだった


 ──「車窓」より


愛する人への想いに心を揺さぶられる、珠玉の36篇。
「いなくなってしまった大切な人」への想いを綴る。

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【書評・メディア情報】
■毎日新聞夕刊(6月25日)/紹介(「詩の橋を渡って」和合亮一・詩人)
2021年
■婦人之友(8月号)/紹介

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【若松英輔さんの詩集】

『詩集 ことばのきせき』
ことばがこころを包む時がある。──かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。

『詩集 美しいとき』
悲しみ、祈り、愛すること。──暗闇で手探りするように、一語一語、つむがれた言葉の捧げ物。

『詩集 たましいの世話』
先に逝ってしまった大切なあなたへ──。悲しみと祈りを込めて紡がれる、34の言葉の捧げもの。

『詩集 燃える水滴』
弱き者のささやきを聞き逃さないために──。石牟礼道子へ、また多くの逝きし者たちへ、ことばを贈る。

『詩集 幸福論』
幸福はどこにあるのか?──幸福の小さなきらめきを静かにつむぐ。

『詩集 見えない涙』
《第33回詩歌文学館賞詩部門受賞》
泣くことも忘れてしまった人たちへ──。26編の詩を収めた、若松英輔初の詩集。

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著者紹介

若松英輔(わかまつ・えいすけ)
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡智の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶応義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社、文春文庫)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『種まく人』『詩集 幸福論』『詩集 燃える水滴』『常世の花 石牟礼道子』『本を読めなくなった人のための読書論』『いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り』(以上、亜紀書房)、『学びのきほん 考える教室 大人のための哲学入門』『詩と出会う 詩と生きる』(以上、NHK出版)など多数。

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