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わたしはドレミ

わたしはドレミ
著者 平野 恵理子
価格 1,430円(税込)
発売日 2021年5月22日
判型 小B6判
製本 上製
頁数 144頁
ISBN 978-4-7505-1695-0
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

 
わたしが保護した小さな仔猫は、ドレミちゃんという素敵な名前をもらって恵理子さんと暮らしている。
猫はかけがえのない小さな幸せのかたまり。
——石田ゆり子(女優)


『五十八歳、山の家で猫と暮らす』で随所に登場した、かわいいけど、気まぐれなキジ白仔猫の〈ドレミ〉。
——ドレミの目を通した、人間との生活、自然とのかかわり、二人暮らしの毎日を丁寧に描くイラストエッセイ。


 わたしの名前はドレミ。この夏で五つになるキジ白猫です。
 三週間前からエリーと一緒に住んでます。
 それまでは、東京のリリーさんのところで可愛がってもらってました。
 リリーさんのおうちには仲間がたくさんいて、いつも一緒に遊んでもらってた。
 そして夏の終わりのある日、わたしはエリーのところへやってきたっていうわけ。
 一人暮らしのエリーのところに来たので、今は母一人子一人って感じ。
 ――本文より


賢いけど怖がりで、自分勝手だけど寂しがり屋で……。
猫の目から、世界はどんなふうに見えるんだろ?
猫の気持ちは、猫にしかわからない?



【目次】
■ わたしはドレミと申します

■ 大寒の朝
■ 日めくり
■ 朝のブラシ
■ 体重測定
■ ごはん
■ おやつ
■ 怖い顔
■ 期待には応えない
■ 回覧板の手さげ
■ わたしの寝場所
■ 眠り猫
■ わたしのトイレ
■ お引っ越し
■ お客さん
■ 雪
■ エレガントな足取りで
■ プレイ
■ たかいたかい
■ 京壁のキズ
■ キーボード
■ テンブクロ
■ 脱走
■ プリンセス天功事件
■ ムンちゃん
■ お医者さん
■ 包帯服
■ お留守番
■ 夢中なエリー
■ 不思議なソファー
■ シッポでお返事
■ 待ってなんかないもん

■飼い主のつぶやき
 ▶ ブラシ
 ▶ 呼ばれても
 ▶ メインクーン
 ▶ 瞳でアッピール
 ▶ 猫激突
 ▶ 小鳥狙い
 ▶ 自分で快適に
 ▶ だんだん声が小さくなる
 ▶ 邪魔することが生きがいさ

■ 飼い主日記

■ 飼い主によるあとがき





〈こちらも読みたい!〉
平野恵理子『五十八歳、山の家で猫と暮らす』
母を亡くしたあと、両親の家の片づけが手に付かない。涙で思い出が曇る――一時避難のつもりで八ヶ岳の麓の家に暮らして2年がたった。山での四季があまりにも美しくて、離れられない。
ひとりで暮らす深い豊かさを綴る珠玉のエッセイ。




【書評・メディア情報】
■東京新聞(6月26日)/短評
■中日新聞(6月27日)/短評
■ダ・ヴィンチ(8月号)/紹介
■読売家庭版(9月号)/紹介
■MOE(9月号)/紹介
■婦人公論(9月28日号)/紹介
■ねこのきもち(11月号)/紹介

著者紹介

平野 恵理子(ひらの・えりこ)
1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(亜紀書房)、『こんな、季節の味ばなし』(天夢)、『きょうはなんの記念日? 366日じてん』(偕成社)、『あのころ、うちのテレビは白黒だった』(海竜社)、『庭のない園芸家』(晶文社)、『平野恵理子の身辺雑貨』(中央公論新社)、『私の東京散歩術』『散歩の気分で山歩き』(山と溪谷社)、『きもの、着ようよ!』(ちくま文庫) など、絵本・児童書に『ごはん』『たたんでむすんでぬのあそび』(福音館書店)、『和菓子の絵本』(あすなろ書房)など、共著に『料理図鑑』『生活図鑑』(おちとよこ、福音館書店)、『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』(澤宮優、角川ソフィア文庫)など多数がある。

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