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へたな旅

へたな旅
著者 牧野 伊三夫
価格 1,760円(税込)
発売日 2024年11月8日
判型 四六判変型
製本 並製
頁数 256頁
ISBN 978-4-7505-1860-2
Cコード C0095

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内容紹介

情報があふれかえる今だから、
せめて旅くらいはアナログがいい。


ふらり各駅電車で出かけ、街の銭湯でさっぱりしたら、気楽な酒場で一杯やる──。
還暦を迎えた人気画家が愛好する「酒・食・風呂」の悦楽を、滋味ゆたかにつづる、しぶい旅の味わい方。

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雑誌や書籍、映画『かもめ食堂』のイラストでもお馴染みの人気画家、牧野伊三夫さん。
今年還暦を迎えた画人は、老若男女から愛される風流な趣味人であり、無類の酒、食、銭湯の愛好者としても知られる。そんな牧野さんが手ほどきするちいさな旅の醍醐味。

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【目次】

 すきな旅
 出発の日
 時刻表
 ふらり、甲府まで
 松本を想う
 きゅうりと、なすは、ともだちです
 かわりゆく富山の街で
 金沢の、椅子ががくがくするホテル
 土井ヶ浜のバンガローで壁画をたのまれる
 避暑地と湯治場 ふたつの雲仙
 小濱鉄道跡をあるく
 霧島連山のふもと えびの駅の、田の神さぁ
 おうだーメイド
 作家が長逗留した宿を訪ねて
 憧れの缶詰
 湯町窯の画家を訪ねる
 マダガスカルの麦わら帽子

たべもの、あれこれ
 料理のこと
 思い出の味
 食パンのハンバーガー
 だらだら鍋
 アサリは、もういないのか
 立ち売りの駅弁当
 郷里、北九州の味
 日田のきこりめし、いかだすし
 鰊みがき弁当
 うまかったラーメン。そして中華そば
 懐かしのマルタイラーメン
 直角のコハダ
 三つのお店のこと
 池波正太郎ゆかりの上野、浅草を歩く

お酒と銭湯
 酒場を探して
 ある日の立石、赤羽
 大黒屋のこと
 銀座のバーのサンドウィッチ
 「牧野めじろ園」と高円寺の街
 甲府でのんで、絵を描く
 中原蒼二さんのこと
 お風呂のこと
 天ケ瀬温泉の災害支援について
 甲府の温泉銭湯

あとがき

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【個展「牧野伊三夫展」】
岩手県盛岡市の中津川周辺5つの会場で、個展「牧野伊三夫展」が開催されます。
詳細情報や各会場の営業時間・定休日などは、各店のSNSなどでご確認ください。

〈開催期間〉
 2024年11月14日(木)~12月10日(火)

〈会場〉
 ◉shop+spaceひめくり
 ◉6jumbopins
 ◉BOOKNERD
 ◉六月の鹿
 ◉岩手県公会堂

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著者紹介

牧野 伊三夫(まきの・いさお)
1964年北九州市生まれ。画家。1987年広告制作会社サン・アドにデザイナーとして入社。1992年退社後、画業に専念、絵画や版画作品の制作、音楽家との即興制作などを行い、広告や書籍の絵も多く手がける。銭湯や酒場を訪ねてまわるのが趣味。著書に『僕は、太陽をのむ』(港の人)、『かぼちゃを塩で煮る』(幻冬舎)、『画家のむだ歩き』(中央公論新社)、『アトリエ雑記』(本の雑誌社)、『牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記1987-2019』(誠文堂新光社)、絵本『十円玉の話』、『塩男』(あかね書房)などがある。2022年度東京アートディレクターズクラブ原弘賞ほか受賞。美術同人誌『四月と十月』同人・発行管理人。北九州市情報誌『雲のうえ』編集委員。東京都在住。

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