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WHITESHIFT[ホワイトシフト] 白人がマイノリティになる日

WHITESHIFT[ホワイトシフト]
著者 【著】エリック・カウフマン
【訳】臼井 美子
価格 6,160円(税込)
発売日 2023年6月20日
判型 A5判
製本 上製
頁数 784頁
ISBN 978-4-7505-1796-4
Cコード C0030
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内容紹介

【WHITESHIFT[ホワイトシフト]】
白人マジョリティが徐々に、白人の伝統的文化を身につけた混血人種のマジョリティへと変容していくモデル。
英国では2100年代に混血の人々がマジョリティになると著者カウフマンは予見する。

──その時、世界はどう変わるのか?

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〈大転換する世界情勢〉欧米で大きな話題を呼んだ必読書!

地球規模での移民の加速化により、白人は各国で少数派となる。
白人のアイデンティティが揺らぐなかで台頭するポピュリズム、ナショナリズム、多文化主義に、我々はどう向き合えば良いのか。難民問題への対処に正解はあるのか。
人口学、社会学、政治学、統計学、心理学 などの知見を動員し、精密なデータをもとに 米・英・欧州・カナダの状況を分析。全ての人が希望を持てるような未来像を模索する。

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《特別付録》西山隆行氏(成蹊大学教授)による長文解説。

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【目次】
■第一章………白人がマイノリティになる世界―ホワイトシフト

〈 第一部・闘争 〉
■第二章………ホワイトシフト前章アメリカ史におけるWASPから白人への転換
■第三章………トランプの台頭―移民時代の民族伝統主義的ナショナリズム
■第四章………英国― 英国保護区の崩壊
■第五章………欧州における右派ポピュリズムの台頭
■第六章………カナダ特殊論― アングロスフィアにおける右派ポピュリズム

〈 第二部・抑圧 〉
■第七章………左派モダニズム―一九世紀のボヘミアンから大学闘争まで
■第八章………左派モダニズムと右派ポピュリストの戦い

〈 第三部・逃亡 〉
■第九章………避難― 白人マジョリティの地理的・社会的退却

〈 第四部・参加 〉
■第十章………サラダボウルか坩堝か? ―欧米における異人種間結婚
■第十一章……白人マジョリティの未来
■第十二章……「非混血の」白人は絶滅するのか?
■第十三章……ホワイトシフトのナビゲーション―包摂的な国の包摂的なマジョリティへ

■謝辞
■解説──西山隆行
■参考文献および原注

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著者紹介

エリック・カウフマン(Eric Kaufmann)
1970年5月11日生まれ。ロンドン大学、バークベックカレッジ政治学教授。香港で生まれ、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーと日本で育つ。先祖は半分ユダヤ人、4分の1中国人、4分の1コスタリカ人。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士課程でナショナリズム研究で名高いアントニー・D・スミスに師事。専門は北アイルランドのオレンジ結社、ナショナリズム、政治・宗教人口学。著書、論文多数。

臼井 美子(うすい・よしこ)
英語・フランス語翻訳家。訳書にジェラード・ラッセル『失われた宗教を生きる人々:中東の秘教を求めて』(亜紀書房)、デヴィッド・スタックラー、サンジェイ・バス『経済政策で人は死ぬか?:公衆衛生学から見た不況対策』(共訳、草思社)、デルフィーヌ・オルヴィルール『死者と生きる』(早川書房)ほか。

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