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〈となりの国のものがたり〉04 誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ
著者 | イ・ギホ 著 斎藤 真理子 訳 |
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価格 | 1,870円(税込) |
発売日 | 2020年1月24日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 320頁 |
ISBN | 978-4-7505-1628-8 |
Cコード | C0097 |
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内容紹介
必死で 情けなくて まぬけな 愛すべき「私たち」
ネット古書店でエゴサをしていたら、サイン入り自作が売りに出されていることに気づいた作家「イ・ギホ」。しかも他の作家の本より格安、酷評のコメント付き
だった。
悶々として眠れぬ作家は、出品者に直接会おうとはるばるでかけるのだが……。(「チェ・ミジンはどこへ」)
夫殺害の嫌疑をかけられながら逮捕されなかった女が、十数年後、時効を3か月後に控えて自首した。一体なぜなのか。(「ずっと前に、キム・スッキは」)
「あるべき正しい姿」と「現実の自分」のはざまで揺れながら生きる「ふつうの人々」を、ユーモアと限りない愛情とともに描き出す。
——韓国文学の旗手による傑作短編集
【もくじ】
チェ・ミジンはどこへ
ナ・ジョンマン氏のちょっぴり下に曲がったブーム
クォン・スンチャンと善良な人々
私を嫌悪することになるパク・チャンスへ
ずっと前にキム・スッキは
誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ
ハン・ジョンヒと僕
あとがき
訳者解説
【書評・メディア情報】
■統一日報(3月18日)/短評
■信濃毎日新聞(4月11日)/短評
■クロワッサン(4月25日号)/紹介
■an・an(No.2199)/紹介