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森は考える 人間的なるものを超えた人類学

森は考える
著者 エドゥアルド・コーン 著
奥野 克巳/近藤 宏 監訳
近藤 祉秋/二文字屋 脩 共訳
価格 2,970円(税込)
発売日 2016年1月6日
判型 四六判
製本 上製
頁数 494頁
ISBN 978-4-7505-1462-8
Cコード C0010

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内容紹介

中沢新一氏推薦!
自分の属する民族や共同体の外から人間を理解しようとしてきた人類学は、いまや人間性の外から人間について思考する学問へと、大きな転回をとげようとしている。森は考える。植物が考え、動物が考えている。それらの異なる思考に包まれながら、人間も自分のやり方で考えている。人類学と哲学はいま限りなく近い場所に立っている。

南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そうしたものでしかありえない世界を彼らは生きている。「森が考える」とき、人間と動物、人間と世界、生者と死者は新たな関係を結ぶ。
発表と同時に欧米の人類学会でセンセーションを巻き起こしグレゴリー・ベイトソン賞を受賞した注目のエスノグラフィー、ついに翻訳なる。
人類学、哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論などの諸領域を縦横に接続し、インゴルド、ヴィヴェイロス・デ・カストロを凌ぐ、来たるべき知の衝撃!

【書評・メディア情報】
朝日新聞(3月6日)/書評(島田雅彦氏・作家、法政大学教授)
■聖教新聞(3月26日)/短評
■公明新聞(3月28日)/書評(菅豊氏・東京大学教授)
■図書新聞(6月11日)/書評(床呂郁哉氏・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
■週刊読書人(7月22日)/紹介(小川さやか氏・立命館大学先端総合学術研究科准教授)
■読売新聞(10月9日)/紹介(森田真生氏・空想書店)
2019年
■BRUTUS(1/1・15合併号)/理系読書99(下西風澄氏・哲学者)
■週刊読書人(4月19日)/平成の三冊(奥野克巳氏・立教大学教授、人類学)
2020年
FRAIDAYデジタル(5月10日)/紹介(島田雅彦氏)
2022年
■朝日新聞夕刊(5月18日)/紹介

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