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本を読めなくなった人のための読書論

本を読めなくなった人のための読書論
著者 若松 英輔
価格 1,320円(税込)
発売日 2019年9月20日
判型 B6判変型
製本 並製
頁数 184頁
ISBN 978-4-7505-1608-0
Cコード C0030
電子書籍発売中

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内容紹介

本は
ぜんぶ読まなくていい
たくさん読まなくていい


多読・速読を超えて、人生の言葉と「たしかに」出会うために。
NHK「100分de名著」常連の本読みの達人が案内する読書の方法。

本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。
だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。
読めない本にも意味があるから、積読でもいい。

知識を増やすためではなく、
人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。
その方法を、あなたと一緒に考える。

【もくじより】
・読めないときは、読まなくてもよい
・「正しい」読み方など存在しない
・「書く」ことから始める「読書」
・本は、最初から読まなくてもよい
・言葉の肌感覚を取り戻す
・ゆっくり読む
・情を開く

【書評・メディア情報】
■「週刊金曜日」(10月18日号)/書評(永田希氏・書評家)
■公明新聞(10月21日)/書評(塩澤実信・出版ジャーナリスト)
■東京新聞(11月25日)/短評
■「サンデー毎日」(12月8日号)/紹介(小林聡美「本のある日々」)
■高知新聞夕刊(12月10日)/短評
■岡谷市民新聞別紙「マンマジャーナル」(12月19日)/「私の転機となった一冊」(清水知美氏・mamma journalライター)
2020年
■高知新聞K+(1月23日)/紹介
■聖教新聞(1月25日)/短評
■リビング滋賀(4月11日)/紹介
2021年
■「読書のいずみ」(167号)/紹介
2022年
■東京新聞・中日新聞(3月7日)/紹介(「公開選書 あなたに贈る本」辻山良雄氏・書店「Title」店主)
■「先輩の本棚 CATALOGUE of GIFT BOOKS 2023」(文化通信社)/紹介(幅允孝氏・ブックディレクター)

著者紹介

若松英輔(わかまつえいすけ)
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ教育研究院教授。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版)『種まく人』『詩集 燃える水滴』『常世の花 石牟礼道子』(以上、亜紀書房)、など多数。

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