リトル・フィート物語
著者 | ベン・フォン=トーレス 著 丸山 京子 訳 |
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価格 | 3,278円(税込) |
発売日 | 2021年6月25日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 440頁、口絵8頁 |
ISBN | 978-4-7505-1697-4 |
Cコード | C0073 |
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内容紹介
はっぴいえんどにロックの秘密を教えてくれたのはリトル・フィートだった。
——細野晴臣氏
アメリカLAの60年代、音楽シーンは最も刺激に満ち、フランク・ザッパ、ライ・クーダー、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、ヴァン・ダイク・パークス、ジャクソン・ブラウン……多くのミュージシャンが凌ぎを削っていた。
その中で、天才ローウェル・ジョージが率いるリトル・フィートはひときわ音楽ファンを沸かせ、日本でも、はっぴいえんど、矢野顕子らに影響を与えた。
ローウェルが若くして亡くなった後、80年代にバンドは復活、現在もディープなファンを惹きつけてやまない。膨大な資料と綿密なインタビューによって、伝説のバンドの音楽性と内側が明らかになる評伝の傑作!
《アメリカン・ルーツミュージックの結節点、伝説のバンド、リトル・フィートの評伝・決定版!》
【日本語版・特別付録】として、天辰保文氏による詳細なバンド関係図付!
【目次】
序章………Prologue
第1章……争う者たち――TheContenders
第2章……リトル・フィート誕生。マザーズと義理の家族たち――TheBirthOfLittleFeat:MothersAndIn-Laws
第3章……おまえの足、不恰好で小さいな――“YouGotUglyLittleFeet”
第4章……フィートのファースト――Feat’sFirst
第5章……足を滑らすのは簡単なこと――EasyToSlip
第6章……二つの列車――TwoTrains
第7章……フィンガーピッキングしたくなる美味しさ――Finger-Pickin'Good
第8章……フィートはしくじらない――FeatsDon’tFail
第9章……これが「最後のアルバム」にはあらず――NotQuite“TheLastRecordAlbum”
第10章……なんだこれは?ウェザー・リポートか?――“WhatIsThis?WeatherReport?”
第11章……ウェイティング・フォー・コロンブス――WaitingForColumbus
第12章……雨に歪んで――WarpedByTheRain
第13章……フォーラムからファームまで――FromTheForumToTheFarm
第14章……レット・イット・ロール、再び――LetItRoll,Again
第15章……ライトニング・ロッド・ウーマン――TheLightning-RodWoman
第16章……インターネットで得られるもの’――NetGains
第17章……歩み続けるフィートたち――FeatsWalkOn
■ 解説「無冠だからこそ」――天辰保文
■ 訳者あとがき
■ 索引
※刊行を記念して、デジタル音楽配信サイト「Spotify」に、弊社オリジナルプレイリストを作成いたしました。本書とあわせて、ぜひご視聴ください!
https://open.spotify.com/playlist/6Ci1jSKSwDulxegsfT2Qzu
《おすすめの本》
●エルヴィス・コステロ『エルヴィス・コステロ自伝』(夏目大 訳)
ピーター・バラカン氏、推薦! コステロの半生を描いた自伝にして、英国文化の記憶を閉じ込めた、“ポピュラー音楽のタイムカプセル”。
【書評・メディア情報】
■産経新聞日曜版(7月18日)/紹介
■ミュージック・マガジン(10月号)/書評(宇田和弘氏)
■レコード・コレクターズ(11月号)/書評(青山陽一氏)