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たぐい vol.4
著者 | 奥野 克巳 近藤 祉秋 共編 石倉 敏明 唐澤 太輔 シンジルト 塚原 東吾 中江 太一 野田 研一 福島 勲 MOSA 箭内 匡 結城 正美 |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2021年9月29日 |
判型 | A5判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 184頁 |
ISBN | 978-4-7505-1717-9 |
Cコード | C0010 |
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内容紹介
人間を超えて、多-種の領域へ
人間は人間だけで生きているのではない。
複数種の絡まりあいとして、人間は、ある。
種を横断して人間を描き出す「マルチスピーシーズ人類学」の新たな展開――。
〈特集1〉人間の世界を超える人類学
〈特集2〉異種への生成変化
【目次】
〈特集1〉人間の世界を超える人類学
■箭内匡……「植物人類学」序説――植物と再び出会うための系譜学的考察
■奥野克巳……人類学は生命を論じうるのか?
■石倉敏明……朽ちてゆく時間――複数種を結ぶ虫送りの想像力
■近藤祉秋……「絡まりあいすぎない」という知恵――ポストコロナ時代の交感論
〈論考〉
■塚原東吾……科学史から見た「人新世」――フンボルト主義というステップ
〈特集2〉異種への生成変化
■福島 勲……吾輩は主権者である――動物を追う人間、バタイユ
■中江太一……植物化するロビンソン――トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』における他種の模倣
■唐澤太輔……粘菌哲学序説――「十玄縁起」を援用しながら
〈論考〉
■野田研一……石牟礼道子の銀河系――「直線の覇権」(インゴルド)に抗して
■シンジルト/石倉敏明 編……マタギと人類学者の対話――自然と社会の〈距離〉を考える
■[漫画]結城正美+MOSA……水俣病わかめといえど春の味覚
■マルチスピーシーズ人類学研究会記録
■プロフィール
■編集後記