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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ Ⅳ-5 権力は噓をつく ベトナム戦争の真実を暴いた男
著者 | 【著】スティーヴ・シャンキン 【訳】神田 由布子 |
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価格 | 2,475円(税込) |
発売日 | 2022年9月22日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 384頁 |
ISBN | 978-4-7505-1759-9 |
Cコード | C0022 |
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内容紹介
権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。
──戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。
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1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。
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インサイダーによるリークは正当化されるのか?
戦争はどのように作られ、継続するのか?
なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?
彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?
報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは?
──戦争の構造は、変わらない。
──権力は、その力の維持を自己目的化していく。
資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。
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キッシンジャーは、米機が攻撃しているのは軍事関連、工業関連施設だとして空爆を擁護した。たまたま民家や病院に爆弾が落ちたこともあったが、民間人の死亡は気に留める必要なしと思ったのか、キッシンジャーはさらりと流して終わった。「一般市民の死者数はおそらく四〇〇名から五〇〇名にすぎません」(本文より)
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【目次】
■登場人物
■プロローグ──実行可能性調査
■1……インサイダー
■2……秘密と噓
■3……アウトサイダー
■エピローグ──歴史はくり返す
■謝辞
■訳者 あとがき
■索引
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【情報源・引用】本書が参照した資料や引用元はこちらをご覧ください。
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【書評・メディア情報】
■日本経済新聞(11月19日)/短評