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拡張するイメージ 人類学とアートの境界なき探究
著者 | 【編著】 藤田 瑞穂 川瀬 慈 村津 蘭 【著】 ふくだぺろ 西尾 美也 柳沢 英輔 奥脇 嵩大 佐藤 知久/矢野原 佑史 金子 遊 小川 翔太 |
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価格 | 2,970円(税込) |
発売日 | 2023年3月8日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 404頁 |
ISBN | 978-4-7505-1785-8 |
Cコード | C0010 |
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内容紹介
《「イメージ」に何ができるのか? 》
ケニアと日本をつなぐ洗濯物、風を可聴化するハープ、コロナ禍を経た展示──。
アートと人類学が切り結ぶ場所で、まだ見ぬイメージの可能性を考える11人の、研究、制作、展示をめぐる実践と思考。
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人間が抱くイメージをさまざまに表現してきたアート。
文化や技術、宗教とそれらに結びついたイメージの多様性を探究してきた人類学。
ふたつの交わるところで研究、制作、展示を行う11人の実践から、「イメージ」という言葉が持つ豊かな広がりが見えてくる。
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【目次】
◆はじめに……藤田瑞穂、川瀬慈、村津蘭
第1部 拡張するフィールド
■村津蘭……妖術と人類学の喚起、その拡張
■ふくだぺろ……具象のポリフォニー──音―イメージ知性の特徴とダイアローグ
第2部 隔たりなき表現活動──制作と研究
■西尾美也……生を変容させるアートプロジェクト──《感覚の洗濯》の着想から記録方法まで
■柳沢英輔……エオリアン・ハープの実践を通して再構築される身体と環境の関係性
■鼎談〈西尾美也×柳沢英輔×藤田瑞穂〉……芸術実践と学術研究をつなぐために
第3部 表現と社会──不可能を超えるイメージ
■奥脇嵩大……私は鹿で太陽で、そして私たち──近年の志賀理江子による協働を介したイメージ実践の可能性
■佐藤知久+矢野原佑史……社会性の芸術──映像が媒介する接触と波動について
第4部 映画におけるイメージとその拡張
■金子遊……ゾミアの遊動民──映画『森のムラブリ』をめぐる旅
■小川翔太……証言者の沈黙をめぐる映像作家の表現(コトバ)──映像/イメージ
第5部 イメージの脈動
■藤田瑞穂……パンデミック後のイメージの行方──「静のアーカイブ」から「動的イメージ」へ
■川瀬慈……イメージの吟遊詩人
◆おわりに
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