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ルー・リード伝

ルー・リード伝
著者 【著】アンソニー・デカーティス
【訳】奥田 祐士
価格 4,950円(税込)
発売日 2023年7月12日
判型 A5判
製本 上製
頁数 512頁+口絵16頁
ISBN 978-4-7505-1802-2
Cコード C0073
電子書籍発売中

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内容紹介

鬱屈、孤独、性的倒錯、ドラッグ──。

吐き気がするほど嫌な野郎か、天使のような優しい男か。
型破りで過剰、謎めいたロック詩人の正体とは……。


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ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてソロアーティストとして、音楽・アート・文化に大きな影響を与え、ニューヨークを象徴する唯一無二の存在となったルー・リード(1942-2013)
その孤高の音楽はどこから生まれたのか。

アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ボウイ、ジョン・ケイル、メタリカ、プロデューサーやバンドメイト、最後の妻ローリー・アンダーソン、そして友人たち──。

生前のルーと間近に接したジャーナリストが、多数の関係者の証言と、名曲の数々の歌詞を分析し、天才の仕事の全体像に迫る。

〈 いま明かされる「人間」ルー・リード 〉

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《 日本版特別付録!》1972年(『トランスフォーマー』録音時)と、1975年(初来日時)の合田佐和子氏と髙橋明子氏による幻のインタビューを収録した冊子を封入!

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デヴィッド・ボウイ「彼は師だった」

イギー・ポップ「この本は、ルー・リードそのものだ」

ボノ(U2)「本書は苦痛を美に変えている。ルー・リードの音楽のように」

スティング「ルーは、「火の中をくぐって」その音楽と人生を決定的に読み解いてくれる洞察力を備えた伝記作家と出会った」

スザンヌ・ヴェガ「悲惨な人生が、最後には愛によって変容した。ルー・リードの人生のバラバラな断片を鮮やかにまとめ上げ、洞察に満ちた感動的な物語に仕上げている。強く推薦します」

ピーター・バック(R.E.M.)「ルーとヴェルヴェッツに忠誠を誓うミュージシャンは、ぼくが最初でも最後でもないだろう。この本を読んで、ルー・リードというクソ天才を深掘りしよう」

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【目次】
序.なんなりと言ってくれ[Introduction: Anything for You]
1.ブルックリンからロングアイランドの股間へ[From Brooklyn to the Crotch of Long Island]
2.ジ・オレンジの隅のテーブル[Corner Table at the Orange]
3.フェリーニの2乗[Fellini Squared]
4.破壊的要素[The Destructive Element]
5.攻撃的に神を目指す[Aggressive, Going to God]
6.欠けているものや、そこにあっちゃいけないもの[All the Things That Are Missing]
7.トランスフォーマー[Transformer]
8.都会の分断された魂[A City's Divided Soul]
9.ロックン・ロール・アニマル[Rock n Roll Animal]
10.1台の機械が別の機械に話しかける[One Machine Talking to Another]
11.スピードでイカれた革ジャン姿のウェルギリウス[A Speed-Addled, Leather-Clad Virgil]
12.この手の性別ネタ[This Gender Business]
13.クソったれなホモのヤク中[Fucking Faggot Junkie]
14.人前で成長する[Growing Up in Public]
15.ごく普通の男[Just an Average Guy]
16.ニュー・センセーションズ[New Sensations]
17.NEW YORK[New York]
18.ぼくはルー・リードが嫌いだ[I Hate Lou Reed]
19.マジック・アンド・ロス[Magic and Loss]
20.思考と象徴のはざまで[Between Thought and Expression]
21.オレがソースのオレをバーガー[Me Burger with I Sauce]
22.14回目のチャンス[Fourteenth Chance]
23.悲しげに聴いている[Sadly Listening]
24.今は今日だ[This Is Today]
25.メタリカ[Metallica]
26.男の度量[The Measure of a Man]
27.死後の人生[The Afterlife]

謝辞
訳者あとがき
出典

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著者紹介

アンソニー・デカーティス(Anthony DeCurtis)
1951年、ニューヨーク生まれ。「ローリングストーン」誌の寄稿編集者、ペンシルヴェニア大学クリエイティブ・ライティング・プログラム講師。グラミー賞受賞者であり、ロックの殿堂の推薦委員を25年間務めている。アメリカ文学の博士。ニューヨーク在住。著書に、『In Other Words』『Rocking My Life Away』など。共著にクライヴ・デイヴィスの自伝『e Soundtrack of My Life』がある。

奥田 祐士(おくだ・ゆうじ)
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『ビートルソングス』(ソニーマガジンズ)、『ビートルズと60年代』(キネマ旬報社)、『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』(河出書房新社)、『ポール・マッカートニー 告白』、『ポール・サイモン 音楽と人生を語る』、『ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春』(以上、DU BOOKS)、『ジミー・ペイジの真実』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など多数。

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