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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅤ-2 スパイゲーム 核戦争に最も近づいた日

スパイゲーム
著者 【著】スティーヴ・シャンキン
【訳】寺西 のぶ子
価格 2,860円(税込)
発売日 2024年9月27日
判型 四六判
製本 並製
頁数 404頁
ISBN 978-4-7505-1855-8
Cコード C0095

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内容紹介

◤ 一触即発!◢ 
◉米ソ冷戦下、ひとつの情報から米ソ両国が臨戦態勢に入る。核戦争の脅威が現実味を帯びるなか、ケネディとフルシチョフは……。
◉人類史上最大の危機に陥った13日間を追った、スパイ小説よりもスリリングな圧巻のノンフィクション。


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1960年代初め、米ソ冷戦下、両国の核爆弾の製造と宇宙開発競争が激化していた。
各国の諜報員が情報戦を繰り広げるなかソヴィエトがキューバにミサイルを配備するとの一報が。

対抗策としてアメリカはミサイル基地を空爆するのか、海上封鎖でキューバまでの進路を塞ぐのか、それとも……。

米ソ両国の緊張が頂点に達し、核戦争の脅威が現実味を帯びるなか、ケネディとフルシチョフは決断を迫られていた。
両首脳はいかに回避の道を選ぶのか!?


《今も世界は核戦争の脅威にさらされている。そんな現代人にとって必読の書》

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【目次】
プロローグ──新聞配達の少年

PART1 二枚の空洞コイン
 冷戦の戦士
 空洞コイン#1
 ザ・スーパー
 長いゲーム
 最悪のスパイ
 亀と竜
 早期警戒レーダー
 秘密の世界
 あんたらを葬ってやる
 人間か、怪物か?
 空洞コイン#2
 ツークツヴァンク
 すこぶる元気だ
 ステージの上
 青二才

PART2 ハリネズミ作戦
 原点
 始球式
 カウントダウン
 アメリカの上空
 ピッグス湾事件
 頭のないスパイ
 キャンドルに火を灯してくれ
 ウィーン
 始めるのは今
 ベルリンの壁
 人類史上最大
 東からの脱出
 決断

PART3 睨み合い
 深刻な問題
 特別兵器
 たやすい偵察飛行[ミルクラン]
 闘牛士
 窮地に立たされる
 敵の手番
 キューバミサイル危機
 時間が許せば
 瞬き
 戦争というロープの結び目
 最終提案
 最初の発砲
 モスクワ時間
 勝負再開

エピローグ──自分で結果を選び取ろう
訳者あとがき
参考文献

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著者紹介

スティーヴ・シャンキン
出版社で歴史教科書の執筆に従事した後、2009年よりYA作家。著書は十数冊あり『The Port Chicago 50』で全米図書賞ファイナリスト(2014年)、『原爆を盗め!』(紀伊國屋書店、2015年)で全米図書賞ファイナリスト(2012年)とニューべリー賞オナーブック(2013年)、『権力は噓をつく』(亜紀書房)で全米図書賞ファイナリスト(2015年)に選ばれた。本書は全米図書館協会児童部会のロバート・F・サイバート知識の本賞オナーブック(2022年)に選ばれている。

寺西 のぶ子(てらにし・のぶこ)
京都府生まれ。訳書にブース『英国一家、日本を食べる』(角川文庫)、『英国一家、インドで危機一髪』『英国一家、日本をおかわり』(以上、KADOKAWA)、『ありのままのアンデルセン』、リッチ『世界の半分、女子アクティビストになる』(以上、晶文社)、レヴェンソン『ニュートンと贋金づくり』(白揚社)、タッカー『輸血医ドニの人体実験』(河出書房新社)、ヘット『ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか』『ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか』(以上、亜紀書房)などがある。

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