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何も持ってないのに、なんで幸せなんですか? 人類学が教えてくれる自由でラクな生き方

何も持ってないのに、なんで幸せなんですか?
著者 奥野 克巳
吉田 尚記
価格 1,980円(税込)
発売日 2025年2月25日
判型 四六判
製本 並製
頁数 248頁+口絵4頁
ISBN 978-4-7505-1866-4
Cコード C0095

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内容紹介

★「あの旅に行ってから落ち込まなくなりました」──吉田尚記[ニッポン放送ラジオパーソナリティ]

ストレスフルな現代社会に生きる私たち。「逃げ場がない」って、悩んでませんか?
でも、この世界には、一日中ダラダラして、お金もないのに幸せな人たちがいる。

ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんと人類学者の奥野克巳さんが、ボルネオのジャングルに住む狩猟民「プナン」の地でフィールドワーク。
彼らの暮らしから、悩まずに生きる方法を学びます。

つらい毎日でもニコニコ起きてスヤスヤ眠れるようになる、文化人類学の旅にようこそ。

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【ゲスト】
◉石川善樹さん[予防医学研究者、医学博士]
◉二村ヒトシさん[アダルトビデオ監督]
◉佐伯ポインティさん[マルチタレント]

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【目次】
■「なぜみんな幸せじゃないのだろう」という疑問が生まれたのは、十代のときでした。──まえがきに代えて
■第1章 なにも持っていないプナンは、なぜ幸福に生きているのか
■第2章 「親切」を知らないプナンは、なぜ高福祉社会を実現しているのか
■第3章 「なにもしない」先住民のウェルビーイングな生き方……[ゲスト:石川善樹]
■第4章 下ネタばかり話すプナンは、なぜ幸福そうなのか……[ゲスト:二村ヒトシ]
■第5章 世迷い商社マンが、常識が全く通じない人々に出会うまで
■第6章 我々はどうすれば幸福になれるか
■番外編 下ネタと人類……[ゲスト:佐伯ポインティ]
■旅のあとで──あとがきに代えて

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著者紹介

奥野 克巳(おくの・かつみ)
1962年生まれ。文化人類学者。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。
著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、 『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者 K』(2022年、亜紀書房)など多数。
共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、ティム・インゴルド『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『応答、しつづけよ。』(2023年、亜紀書房、単訳)など。

吉田 尚記(よしだ・ひさのり)
ニッポン放送アナウンサー。1975年生まれ。第49回「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」受賞。ラジオ番組以外にも、テレビ番組やイベントでの司会進行など、レギュラー番組以外に年間200本ほど出演中。マンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人、バーチャルアナウンサー「一翔剣」の「上司」であるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。
共著を含め13冊の書籍を刊行し、テーマはコミュニケーション、ウェルビーイング、メディア論、アドラー心理学・フロー理論など多岐にわたる。単著『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)は国内13.5万部、タイで3万部を突破するベストセラーに。
2025年4月から東京大学大学院情報学環・学際情報学府・社会情報学コースへ入学予定。

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