花粉はつらいよ
著者 | 【編】岩井 圭也 |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2025年4月25日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 192頁 |
ISBN | 978-4-7505-1874-9 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
世界初?の花粉症アンソロジー!
待望の刊行決定!!
共に泣き、共に洟(はな)をたらし、共にくしゃみする、
日本の約6000万人の花粉症患者のみなさんに捧げます。
編者:直木賞候補作家・岩井圭也!
涙と洟水なくして語れない!!
笑いと共感の嵐を巻き起こす
45名の花粉症エッセイだけを収録した
前代未聞のアンソロジー!
花粉症の人はもちろん、そうでない人にも面白い。
花粉症あるある&リアルを赤裸々につづるエッセイ集!
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[目次](各タイトルや順については変更される場合がございます。)
巻頭言 岩井圭也
Ⅰ
「楽器じゃなくなった日」ひらいめぐみ(ライター)
「花粉という名の服を着て」本間悠(佐賀之書店店長)
「クラス6」愛野史香(小説家)
「花粉症、それは恋」宮田珠己(エッセイスト)
「ゆけ、くしゃみ」向坂くじら(作家/詩人)
「どうせ特別な治療してんだろ!」武田砂鉄(ライター)
「季節は巡り、時代は巡る」稲垣栄洋(植物学者)
「花粉のトリクルダウン」東 千茅/樫(農耕者)
Ⅱ
「ひとつ屋根の下」光用千春(漫画家)
「母と息子のDNA」五十嵐大(作家)
「頑固じいさんと洟水」秋谷りんこ(作家)
「サブカルをこじらせて花粉症になった」木爾チレン(小説家)
「疑惑の春」竹田信弥(双子のライオン堂店主)
「ぼくのオーバーホール」栗秋正寿(登山家)
「最強の花粉症対策」山本ぽてと(編集者)
「花粉より猫がいい」谷川嘉浩(哲学者)
Ⅲ
「ティッシュ共産主義」綿野恵太(批評家)
「症状と自由」pha(作家/蟹ブックス)
「たのしく嚔を」北大路翼(俳人)
「いいから病院へいけ」カツセマサヒコ(小説家)
「すべての道は鼻に通ずる」阿部公彦(英文学者)
「あの音」髙倉大輔(写真作家)
「腐海の森へ」イモトユウヤ(旅人/季節労働者)
「マスク男、花粉症に救われる」頭木弘樹(作家)
Ⅳ
「花粉症って言うな!」インベカヲリ★(写真家)
「なぜ耳鼻科の待合室は混雑しているのか」岩井圭也(小説家)
「サイン」牟田都子(校正者)
「逃げてもいい」オカヤイヅミ(イラストレーター/漫画家)
「克服の兆し」吉開菜央(映像作家/ダンサー)
「絶望の花粉症一年目、恩機との出会い」けんご(小説紹介動画クリエイター)
「花粉症の否認」尾久守侑(詩人/精神科医)
「アレルゲンとダンスする」伊藤雄馬(言語学者)
Ⅴ
「旅の力と花粉症」石川直樹(写真家)
「宇宙最強レベルのアレルギー」宮崎智之(文芸評論家)
「くしゃみの波をキャッチせよ」森元斎(アナキスト)
「時限爆弾」川端健太(画家)
「いつもちょっとだけ」寺地はるな(小説家)
「バスは遅れ、ブタクサは枯れ、私は鼻をすすった」高森順子(社会心理学者)
「予行練習/あっ、これか!」吉田大助(ライター)
「洟と涙が止まらなくても」山内朋樹(庭師)
コラム「花粉はつらそうだよ」
1 風邪だか花粉症だかわかりません 高橋久美子(作詞家/作家)
2 スギやヒノキから感じる太古の地球 瀬尾一樹(樹木医)
3 特別観察対象者K-7103 栗下直也(ライター)
4 やめられない、とまらない、ハックショイ 栗原康(アナキスト)
5 マスク一枚の距離感 江上越(画家)
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※価格は予価です。
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