著者 |
金 元祚 著
佐藤 勝巳 解説 |
価格 |
2,530円(税込)
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発売日 |
2008年2月1日 |
判型 |
四六判 |
製本 |
上製 |
頁数 |
400頁
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ISBN |
978-4-7505-0801-6 |
Cコード |
C0036 |
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内容紹介
元朝鮮総連幹部が“活動家家族”の一員として“帰国同胞”を訪ねてみたら、そこには思いもよらない硬直した社会が展開されていた。
金日成・正日父子の指導下にある民衆がいかに心貧しく抑圧されているか、自己の体験をもとに民衆自身が万感の思いを込めて描く痛根の紀行。
著者紹介
金元祚(キム・ウォンヂョ)
1940年、日本で生まれる。在日2世。朝鮮高校卒業後、在日本朝鮮青年同盟常任活動家。69年頃、金日成神格化に疑問を抱き、企業家として再出発。「愛国的商工人」になる。北朝鮮から国旗勲章3級、功労メダル、表彰状などを多数授与された。82年秋の北朝鮮訪問を機に金日成・金正日体制批判の立場に立った。
佐藤勝巳(さとう・かつみ)
1929年、新潟県で生まれる。65年、日本朝鮮研究所事務局長。現在、現代コリア研究所所長。著書『わが体験的朝鮮問題』(東洋経済新報社)その他。
カバー写真
権徹(ゴン・チョル)
1967年、韓国生まれ。94年、大学卒業後に来日、99年日本大学芸術学部写真学科研究生修了。在学中に『週刊金曜日』でデビューし、以来マイノリティ問題や社会問題を中心としたルポルタージュ作品を『DAYS JAPAN』などに発表。著書に『歌舞伎町事変1996~2006』(ワニマガジン社)などがある。