内容紹介

我々の脳は休みなく働き、つねに何かを考え、思い出している。それらは大抵心に引っかかるマイナスのことばかり。
考えることを止めれば、“いまここ”に集中でき、過去を悔やまず、明日を思いわずらうこともなくなる。
そのためには、座禅とプラスの言葉を口にするのがいい。


もくじ
第一部 「考えない」からうまくいく
1章 考えることが心を苦しめる
2章 心を傷つけないこと、それを第一に考える
3章 心を苦しめない方法を見つける
4章 考え方のゆがみを直しなさい
5章 「妄想」を止めるのが「考えない」ということ
6章 過去は思い出すな、忘れよ
7章 先をわずらうことに何の意味もない

第二部 禅が教える「考えない」作法
8章 悟ったからといって賢明な判断ができるわけではない
9章 禅とは「心」を知る修行
10章 あれかこれかと考えない――公案が問いかけるもの
11章 だれでもできる座禅入門
12章 前向きな言葉を口にすることの意外な効果