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子どもたちを放射能から守るために
著者 | 菅谷 昭 著 |
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価格 | 1,047円(税込) |
発売日 | 2011年6月1日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 88頁 |
ISBN | 978-4-7505-1111-5 |
Cコード | C0077 |
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内容紹介
水道のお水は飲ませてもいいのですか?
野菜や魚は安全ですか?
放射能を浴びたら、どんな健康被害がでるのですか?
日本で起きてしまったレベル7の原発事故を前に、親たちの心配は限りがありません。大切な子どもたちを放射能から守るために、何をしたらいいのか。
チェルノブイリ原発事故の医療支援をした医師であり、現松本市長が、「放射能を正しく知り、放射能から正しく身を守る」方法を語ります。
【もくじより】
1章
放射能を浴びたら、どんな被害がでるのですか?
放射能には、どんな危険性があるのですか?
「ベクレル」と「シーベルト」の違いを教えてください
「内部被ばく」と「外部被ばく」は、どんな違いがあるのですか?
チェルノブイリでいちばん被害が大きかった病気はなんですか?
妊娠している女性はなにに気をつければいいですか?
ヨウ素以外の放射性物質は、体内に入るとどうなるのですか?
甲状腺がんは、死亡率の低いがんと聞きましたが本当ですか?
「内部被ばく」をしないために、どうすればいいですか? 放射線から身を守る方法を教えてください
ヨウ素剤を飲めば、放射能被害を防げるのですか?
2章
水や野菜や魚、普通に摂ってもだいじょうぶですか?
残留放射能濃度はどうなっているのでしょう
どんな食べものに気をつけたらいいですか?
魚は安全ですか?
子どもたちを公園や砂場で遊ばせてだいじょうぶですか? 「安全」という政府の言葉を信じてよいでしょうか?
これから、国にできることはなんですか?
福島の人とどのようにつきあえばいい?
これから福島はどうなるのでしょうか?
3章
25年目のチェルノブイリ
今、チェルノブイリ被災地では……
高汚染の「埋葬の村」で
悲しみを繰りかえさないために
手をつなぎ、前へ進もう
【編集部から】
福島原発の事故はいまだに見通しがたちません。いままで原発について深く考えたこともなく、安全神話というものに寄りかかってきました。せめて子どもたちだけは守りたい、そう思ってチェルノブイリの医療支援をしてきた菅谷松本市長に本の依頼をしました。必要なことがきっちりと書かれています。不安に思ったり、疑問に思ったら、何度でも開いて読んでいただきたいと思っています。