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女子学生、渡辺京二に会いに行く
著者 | 渡辺 京二×津田塾大学 三砂ちづるゼミ |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2011年9月24日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 276頁 |
ISBN | 978-4-7505-1123-8 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
齢80歳にしてますます明晰。『逝きし世の面影』の著者と学生との2日間にわたる奇跡のセッション。私たちの生きづらさのワケとは?
【もくじ】
はじめに 三砂ちづる
1. 子育てが負担なわたしたち
2. 学校なんてたいしたところじゃない
3. はみだしものでかまわない
4. 故郷がどこかわからない
5. 親殺しと居場所さがし
6. やりがいのある仕事につきたい
7. 自分の言葉で話すために――三人の卒業生
無名に埋没せよ 渡辺京二
おわりに 渡辺京二
【編集部より】
渡辺京二さんは熊本在住。石牟礼道子さんの『苦海浄土』を世に出すなど、編集者としても知られ、知る人ぞ知る歴史家である。その渡辺さんに津田塾の学生が自分のテーマや悩みをぶつけた。
渡辺さんのコメントからは、私たちがどのような時代に生きていて、なぜ今のような悩みをもつのかが、見えてくる。近代化やグローバル化に、違和感を持つ人は多いだろう。でも私たちは後戻りはできないのだ。違和感を抱えながら、どんなふうに生きていくのか、そんな根源的な疑問をつきつけてくるのが本書である。