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静かに「政治」の話を続けよう
著者 | 岡田 憲治 |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2011年10月24日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 228頁 |
ISBN | 978-4-7505-1124-5 |
Cコード | C0031 |
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内容紹介
政治がワカル本とかないっすか?
最近オレ的には政治系話題ガチでいってるんで!
政権交代、リーダー不在、基地や領土をめぐる外交問題、いっこうに灯りが見えない経済……。さらには東日本大震災、原発事故とますます迷走を続ける日本の政治と行政。
しかし、テレビやネットの前で、「政治家はアホばっかりだし、官僚は天下りしか考えてないし、もう日本もダメっしょ?」なんて毒づいてみても、何も変わりはしない。今こそ、たくさんの言葉で政治を考えるときだ。
政治をめぐる誤解や曖昧な言葉に鉄槌を下し、これからを生きる私たちに岡田センセイが大きなヒントを与えてくれる。
新たな希望を見いだすために、今もっとも必要な〈政治学入門〉。
【目次】
はじめに
Ⅰ 切ない問題
1 政治は切ない
2 日本の外交は切ない
3 民主制は切ない
4 資本主義は今や切ない
5 戦争で亡くなった人の追悼は切ない
Ⅱ そもそもわかっていない問題
1 そもそも政治責任がわからない
2 そもそも国家がわからない
3 そもそもリベラルがわからない
4 そもそも政治主導がわからない
5 そもそも憲法がわからない
Ⅲ 誤解されている問題
1 バラマキが誤解されている
2 サヨクが誤解されている
3 リーダーシップが誤解されている
4 民意とマスメディアが誤解されている
5 「日本人」が誤解されている
おわりに
あとがき
【編集部より】
『言葉が足りないとサルになる』の著者岡田センセイが自身の専門分野で真っ向勝負を挑みました。いま日本が直面している問題について、問題を切り分け切り分け、誠実に語ってくださいました。もちろんすぐに効く処方箋などあるはずもありませんが、問題を手放さず、みんなで辛抱強く考えていきましょう。そう思える本です。
今回も著者撮影の写真を表紙に使っています。静かで美しい装丁です。