内容紹介

73歳、ロッカー、俳優。
ミッキー・カーチス、初の自伝！

芸歴半世紀超のエンターテイナー。その生涯には、常に戦争が深くかかわっていた。
国家総動員法制定の年に生まれ、幼少期を戦時下の上海で過ごし、日本帰国後は米軍ベースキャンプでの慰問活動、ベトナム戦争時にはヒッピーとなり音楽で反戦活動に飛び込んだ。
戦争の時代を音楽とともに駆け抜けた一人の男が、その生きざまを書き尽くした作品。

序　章　俺の人生を操るＤＮＡ
第１章　戦時下の上海で
第２章　さまよう無国籍一家
第３章　学校は寄席と映画館
第４章　疾走していた「狂犬」時代
第５章　サムライ、欧州を駆ける
第６章　ジャパニーズ・ロックの目覚め
第７章　好きな歌手？　それはミッキー・カーチス
終　章　「ダメでもともと」で生きてきた

【編集からひとこと】
iPhoneで気さくにtweetする一方、ライブで見せるロッカーとしての姿。こんなカッコいい73歳、他にはいません。
「いろんなことをやりすぎて、全然覚えていないことも多い」と語るミッキーさん。話を伺うと、ものすごいエピソードが無尽蔵に出てきます。
全部書くととても一冊には収まりきらないので、今回は「戦争」と「音楽」を軸に書いて頂きました。自身が体験しているだけあって戦争に関する知識も深く、他にはない視点の本になりました。（D）