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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅠ-8 キレイならいいのか ビューティ・バイアス
著者 | デボラ・L・ロード 著 栗原 泉 訳 |
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価格 | 2,530円(税込) |
発売日 | 2012年2月22日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 上製 |
頁数 | 294頁 |
ISBN | 978-4-7505-1203-7 |
Cコード | C0036 |
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内容紹介
ダイエット400億ドル、化粧品180億ドル、
この巨大市場を生み出すバイアスに迫る!
原題は「The Beauty Bias」。なんとも興味をそそるタイトルだ。
「容姿による差別」を問題にすると「ほかにもっと大きな問題があるのになぜそんなことを」と言われてしまう。しかし、その小さな問題に、年400 億ドル(ダイエット)、180 億ドル(化粧品)が費やされ、就職差別があり、生涯賃金まで変わってくる……ともいえるし、逆に、”だからこそ”、その巨大市場が存在するともいえる。「容姿差別はしかたない。男も女も美しいほうがいいに決まっている」「見た目がすべて」という考えを公言する人間は少なくない。
スタンフォード大学法科大学院アーネストW.マクファーランドの冠教授で、法曹倫理でもっとも多く引用される研究者デボラ・L・ロード(Deborah L. Rhode) が、医療業界やメディアにおける「美のバイアス」を歴史的・文化的背景を踏まえながら検証する。「美のバイアス」の正体はいかに。