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未来の漢方 ユニバースとコスモスの医学
著者 | 津田 篤太郎/森 まゆみ |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2013年7月25日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 244頁 |
ISBN | 978-4-7505-1318-8 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
「気のせい」も病気のうち。
体と心の不具合には、とことん向き合う。
漢方では人の体をどのように診るのか。どんな考え方で成り立っているのか。得意分野はなにか。マスを治すのに長ける西洋医学に対して、総合治療である漢方の再発見とこれから――。
聞き書きの名手森まゆみさんが、NHKドクターG出演の津田医師(JR東京総合病院)に聞く。
西洋医学と東洋医学はからだの見方が違う。つまり違った言語で人の体を見ている。そして、お互いに得意分野が違う。「なんとなく調子が悪い」とか「冷え症がなおらない」とか、病名がつかないものは、むしろ漢方のほうが得意とする。漢方の特徴と、歴史的な経緯を知れば、納得して、ゆっくりと自分の病や不具合に向き合うことができる。しかも漢方には「手の施しようがない」という考えがない。症状に合わせて治療はずっと続けられるのだ。
2007年に免疫疾患のひとつである原田病にかかった森まゆみさんが、津田医師に教えを乞うた。西洋の体系と漢方の体系がぶつかり、ひずむ所から何が見えるのか。総合医療としての漢方のこれからを考える。