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人間が人間でなくなるとき フッサールの影を追え、とメルロ=ポンティは言った

人間が人間でなくなるとき
著者 岡山 敬二
価格 3,025円(税込)
発売日 2014年7月24日
判型 四六判
製本 上製
頁数 264頁
ISBN 978-4-7505-1413-0
Cコード C0010

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内容紹介

現象学の新たな地平を開拓し、人間存在のふしぎに迫る、
哲学者・木田元の高弟による渾身の哲学書!


〈「人間とはなにか。そして、私はいったいなにものか」〉
  ――解けない謎にいどむのは、自分と他者と世界を肯定するため。

幽体離脱や二日酔いといった著者の経験を導きの糸とし、
フッサールとメルロ=ポンティの現象学の真髄をわかりやすく説き明かしながら、
人間の「心と体」をつなぐものは何か(=心身問題)を考える。

「世界にわたし独りがいることはありえない」、
つまり他者を想定しなければ世界が成り立たない、という論証から、
人間の想像力の謎に迫る思考の冒険!



【目次】
Ⅰ.人間ってなんなのか
Ⅱ.二日酔いから心身問題へ
Ⅲ.現象が現象でなくなるとき
Ⅳ.夢か現か幻か
Ⅴ.身体の心と人格
Ⅵ.不滅の問い
Ⅶ.人間が人間でなくなるとき

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