HOME > シリアからの叫び

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅡ-15 シリアからの叫び

シリアからの叫び
著者 ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ 著
古屋 美登里 訳
価格 2,530円(税込)
発売日 2017年3月2日
判型 四六判
製本 上製
頁数 256頁
ISBN 978-4-7505-1445-1
Cコード C0036

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

目覚めると町は戦場になっていた

女性ジャーナリストが内戦初期のシリアに生きる人々を取材。砲弾やスナイパーや拷問の恐怖の下で暮らし、子供を育てるとはどういうことか。戦争とは、一体なんなのか。危険のただなかで語り出される、緊迫のルポルタージュ。


想田和弘氏(映画作家)推薦!
著者はシリアに入り、一般市民の目線でその恐るべき実態を描写する。彼女自身命がけ。よくもこんな取材ができたものだと圧倒される。本書はシリア人と著者の血で綴られた貴重な「歴史書」であり、平和な国の住民にとっては不吉な「予言の書」である。

全米各紙で絶賛!
ノーベル賞作家アレクシエーヴィチを彷彿とさせる。灼けつくような、必読の書。
                  ―ミチコ・カクタニ(「ニューヨーク・タイムズ」書評)

必読。抽象的政治的な観点からではなく、あくまで人間に寄り添って描かれた、シリアの革命と内戦のルポ。            ―ロビン・ヤシン・カッサブ(「ガーディアン」書評)

2016年刊行と同時に、「パブリッシャーズ・ウィークリー」「ブックリスト」「カーカス・レビュー」「フィナンシャル・タイムズ」ほか全米で書評多数。


【目次】
まえがき
第1章 ダマスカス 2012年6月28日 木曜日
第2章 ラタキア 2012年6月14日 木曜日
第3章 マアルーラとダマスカス 2012年6月−12月
第4章 ホムス 2012年3月8日 木曜日
第5章 ダーライヤー 2012年8月25日 土曜日
第6章 ザバダニ 2012年9月8日 土曜日
第7章 ホムス バブ・アル=セバー通り 2012年10月14日 日曜日
第8章 アレッポ 2012年12月16日 日曜日
終 章 戦争は終わらない 2015年3月
訳者あとがき 
シリア年表

【書評・メディア情報】
HONZ(4月5日)/書評(冬木 糸一氏)
週刊金曜日(4月14日)/書評(伊藤氏貴氏・文芸評論家、明治大学准教授)
福島民報(4月15日)/書評(冬木 糸一氏)
河北新報(4月23日)/書評(冬木 糸一氏)
中國新聞(4月23日)/書評(冬木 糸一氏)
琉球新報(4月30日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
秋田魁新報(4月30日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
沖縄タイムス(5月6日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
京都新聞(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
岩手日報(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
神奈川新聞(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
神戸新聞(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
高知新聞(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
新潟日報(5月7日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
信濃毎日新聞(5月14日)/書評(安田菜津紀氏・フォトジャーナリスト)
公明新聞(5月22日)/書評(星野博美氏・ノンフィクション作家)
しんぶん赤旗(6月4日)/紹介(豊田栄光氏)

PAGE TOP