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森の探偵 無人カメラがとらえた日本の自然

森の探偵
著者 宮崎 学
小原 真史
価格 1,980円(税込)
発売日 2017年6月29日
判型 四六判
製本 並製
頁数 336頁
ISBN 978-4-7505-1500-7
Cコード C0045

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内容紹介

暗い森へ分け入れば、
まだ見ぬ自然が見えてくる
無人カメラを相棒に、森の探偵は今日も行く


手掛かりを読み解き、カメラを仕掛け……
森の中で撮影された、“決定的瞬間”の数々!

独自に開発した無人カメラのシステムを駆使し、野生動物の素顔や変容する自然の姿を撮影してきた写真家・宮崎学。あちこちに仕掛けた無人カメラがとらえた写真の数々は、自然を読み解くためのヒントに溢れている。決定的な証拠写真に目を凝らし、自然の発する声なきメッセージを読み解く宮崎は、まさに「森の探偵」である。半世紀にわたる、森の調査報告書。

【書評・メディア情報】
週刊新潮(7月27日号)/書評(大竹昭子氏・作家)
日本経済新聞夕刊(7月27日)/書評(竹内薫氏・サイエンス作家)
毎日新聞(8月13日)/書評
産経新聞(9月3日)/書評(畠山直哉氏・写真家)
信濃毎日新聞(9月3日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
岳人(9月号)/紹介
日刊ゲンダイ(9月3日)/紹介記事
中國新聞(9月3日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
神戸新聞(9月3日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
琉球新報(9月3日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
東京・中日新聞(9月10日)/書評(桜木奈央子氏・フォトグラファー)
読売新聞(9月17日)/書評(服部文祥氏・登山家、作家)
佐賀新聞(9月17日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
山陽新聞(9月17日)/書評(池谷和信氏・国立民族学博物館教授)
美術手帖(11月号)/短評
フジサンケイビジネスアイ(9月30日)/短評
しんぶん赤旗日曜版(11月19日)/著者インタビュー
2018年
Casa BRUTUS(1月号)/紹介
NumeroTOKYO(114号)/紹介
朝日新聞(1月21日)/日曜に想う
日本農業新聞(7月21日)/紹介
2019年
BRUTUS(1/1・15合併号)/理系読書99(津田和俊氏・山口情報芸術センター研究員)

著者紹介

宮崎学(みやざき・まなぶ)
写真家。1949年長野県生まれ。精密機械会社勤務を経て、1972年写真家として独立。自然と人間をテーマに、社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として活動中。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞、 1995年『死』で日本写真協会賞年度賞、同書と『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。2013年IZU PHOTO MUSEUMにて個展「宮崎学 自然の鉛筆」展を開催。 2016年カルティエ現代美術財団にてグループ展に参加。著書に『アニマルアイズ・動物の目で環境を見る』(全5巻)『カラスのお宅拝見!』『となりのツキノワグマ』『写真ルポ イマドキの野生動物—人間なんて怖くない』など。

小原真史(こはら・まさし)
キュレーター・映像作家。1978年愛知県生まれ。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「荒木経惟写真集展 アラーキー」、「宮崎学 自然の鉛筆」展、「小島一郎 北へ、北から」展、「増山たづ子 すべて写真になる日まで」展、「戦争と平和—伝えたかった日本」展などを担当。監督作品に「カメラになった男—写真家中平卓馬」がある。2004年第10 回重森弘淹写真評論賞、2016年日本写真協会賞学芸賞を受賞。単著に『富士幻景─近代日本と富士の病』、共著に『時の宙づり─生・写真・死』『戦争と平和—〈報道写真〉が伝えたかった日本』など。東京藝術大学・東京工芸大学非常勤講師。

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