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性表現規制の文化史
著者 | 白田 秀彰 |
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価格 | 1,980円(税込) |
発売日 | 2017年7月20日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 240頁 |
ISBN | 978-4-7505-1518-2 |
Cコード | C0030 |
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内容紹介
「えっちなのはいけません!」という社会規範は、いかにして生まれたのか?
気鋭の法学者が、性表現規制の東西の歴史を読みとき、その背後にある政治的な力学を鮮やかに描きだす、必読文献!
東浩紀さん、宮台真司さん 推薦!
性表現規制の歴史は、
「自分より道徳的に劣る人々」を発見し、保護する歴史にほかならなかった!
表現規制に関心のあるすべての読者、必携の書。
(東浩紀)
法の猥褻と習俗の猥褻はどのように異なるのか。
習俗の猥褻は社会の階層構造に沿って変化する。
法の猥褻はそれを参照しつつも統治目的に従う。
本書は猥褻を規定する社会の力を徹底解明した。
(宮台真司)
装画=山本直樹
第一章(基礎編) 「猥褻」とはそもそも何なのか
第二章(歴史編) 「性(えっち)」の比較社会論
第三章(近代史編) 市民社会と道徳
第四章(法制史編) 「えっちな表現」はいかに取り締まられてきたか
第五章(法制史編その2) 「えっちな表現」規制はいかに制度化されたか
第六章(日本編) 日本における性表現規制の歴史
【書評・メディア情報】
芸術新潮(9月号)/書評(諏訪敦氏・画家)
日本経済新聞夕刊(9月28日)/書評(速水健朗氏・評論家)
南日本新聞(10月15日)/書評(兼城糸絵氏・鹿児島大学法文学部准教授)
WEB論座(11月20日)/書評(奥武則氏・ジャーナリズム史研究者)