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幻の惑星ヴァルカン アインシュタインはいかにして惑星を破壊したのか
著者 | トマス・レヴェンソン 著 小林 由香利 訳 |
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価格 | 2,420円(税込) |
発売日 | 2017年11月9日 |
判型 | 四六判変型 |
製本 | 並製 |
頁数 | 280頁 |
ISBN | 978-4-7505-1528-1 |
Cコード | C0040 |
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内容紹介
人々の欲望が生み出し、そして消し去られた惑星があった。
時は19世紀末、天文学者たちは水星の軌道に生じる奇妙な”ずれ”に悩まされていた。ニュートン力学に則って考えると、どうしてもこのずれの説明がつかない。当代きっての天才科学者・ルヴェリエは、太陽と水星の間には我々がまだ見つけられていない惑星「ヴァルカン」が存在し、それこそがずれを引き起こしていると考えた。ヴァルカンをつかまえろ! プロ・アマ問わず、世界中の天文学者が望遠鏡を空に向け、発見の報告が相次いだ。
……問題はただ一つ。
ヴァルカンは存在しなかったのである。
幻の惑星と若き物理学者・アインシュタインによってもたらされた相対性理論の知られざる関係、そして未知の惑星探査を通じて科学の進歩とパラダイムシフトを描く。ロマンあふれるサイエンス・ノンフィクション。
【書評・メディア情報】
HONZ(11月10日)/書評(澤畑塁氏)
週刊読書人(12月15日)/2017年の収穫(山本貴光氏・文筆家、ゲーム作家)
週刊ダイヤモンド(12月9日号)/書評(瀬名秀明氏・作家)
読売新聞(12月17日)/書評(塚谷裕一氏・植物学者、東京大教授)
2018年
週刊東洋経済(1月27日号)/短評
2020年
科学道100冊 2020 ブックレット(9月19日)/紹介