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ソウル・ハンターズ シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学

ソウル・ハンターズ
著者 レーン・ウィラースレフ 著
奥野 克巳/近藤 祉秋/古川 不可知 訳
価格 3,520円(税込)
発売日 2018年3月23日
判型 四六判
製本 上製
頁数 384頁
ISBN 978-4-7505-1541-0
Cコード C0010

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内容紹介

人類学と哲学、人間と動物が絡まり合う場所で

ヴィヴェイロス・デ・カストロ、ハイデガー、インゴルド、ラカンらの思想を武器に、シベリアの狩猟民の世界に肉薄する。
人間と人間ならざるものが対等に出会う地平を描き出し、人類学の「存在論的転回」を決定づけるパースペクティヴィズムの重要著作、ついに翻訳!

【書評・メディア情報】
■日経新聞(5月19日)/書評(今福龍太氏・文化人類学者)
■図書新聞(7月7日号)/書評(上妻世海氏・文筆家、キュレーター)
■熊本日日新聞(8月5日)/書評(野田正彰氏・評論家、精神病理学者)
2019年
■読売新聞(11月10日)/「よみうり堂から」にて紹介

著者紹介

レーン・ウィラースレフ(Rane Wilerslev)
1971年生まれ。国立デンマーク博物館館長。2003年、ケンブリッジ大学人類学科博士課程修了。博士(人類学)。マンチェスター大学(イギリス)、オーフス大学ムースガルド博物館(デンマーク)、オスロ大学文化史博物館(ノルウェー)を経て現職。

奥野 克巳(おくのかつみ)
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。
一橋大学社会学研究科博士後期課程修了、桜美林大学教授を経て、2015年より現職。
【著書】
『「精霊の仕業」と「人の仕業」:ボルネオ島カリスにおける災い解釈と対処法』(春風社、2004年)、『人と動物、駆け引きの民族誌』(編著、はる書房、2011年)、『改定新版 文化人類学』(内堀基光との共編著、放送大学教育振興会、2014年)、『Lexicon 現代人類学』(石倉敏明との共編著、以文社、2018年)、『反省も謝罪もしない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房、2018年刊行予定)など。訳書にエドゥアルド・コーン『森は考える』(共監訳、亜紀書房、2016年)など。

近藤 祉秋(こんどうしあき)
1986年生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教。
早稲田大学大学院、アラスカ大学フェアバンクス校博士課程を経て、2016年より現職。
【著書・論文】
『人と動物の人類学』(奥野克己、山口未花子との共編著、春風社、2012年)、「ボブ老師はこう言った:内陸アラスカ・ニコライ村におけるキリスト教・信念・生存」『社会人類学年報』第43号、「アラスカ・サケ減少問題における知識生産の民族誌――研究者は以下に関わるべきか――」『年報人類学研究』第6号。

古川 不可知(ふるかわふかち)
1982年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
【論文】
「「仕事は探検」――ネパール・ソルクンブ郡、シェルパの村の生業と変容」『日本山岳文化学会論集』第14号(単著、2016年)、「職業としての「シェルパ」をめぐる語りと実践」『年報人間科学』第36号(単著、2015年)。

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