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そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学
著者 | ブレイディみかこ 松尾 匡 北田 暁大 |
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価格 | 1,870円(税込) |
発売日 | 2018年4月25日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 320頁 |
ISBN | 978-4-7505-1544-1 |
Cコード | C0030 |
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内容紹介
バージョンアップせよ、これが左派の最新型だ!
日本のリベラル・左派の躓きの石は、「経済」という下部構造の忘却にあった!
アイデンティティ政治を超えて、「経済にデモクラシーを」求めよう。
左派の最優先課題は「経済」である。
「誰もがきちんと経済について語ることができるようにするということは、善き社会の必須条件であり、真のデモクラシーの前提条件だ」
欧州の左派がいまこの前提条件を確立するために動いているのは、経世済民という政治のベーシックに戻り、豊かだったはずの時代の分け前に預かれなかった人々と共に立つことが、トランプや極右政党台頭の時代に対する左派からのたった一つの有効なアンサーであると確信するからだ。
ならば経済のデモクラシー度が欧州国と比べても非常に低い日本には、こうした左派の「気づき」がより切実に必要なはずだ。(ブレイディみかこ/本書より)
【正誤表】
初版から2018年9月現在までの訂正箇所をこちらにまとめましたので、ご参照下さい。
【目次】
第1章:下部構造を忘れた左翼
第2章:「古くて新しい」お金と階級の話
補論1:来るべきレフト3.0に向けて
第3章:左と右からの反緊縮の波
第4章:万国のプロレタリアートは団結せよ!
補論2:新自由主義からケインズ、そしてマルクスへ
【書評・メディア情報】
■西日本新聞(5月5日)/書評(大井実氏・ブックスキューブリック)
■中國新聞(6月17日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■京都新聞(6月17日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■新潟日報(6月17日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■愛媛新聞(6月17日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■朝日新聞(6月23日)/書評(石川尚文氏・朝日新聞論説委員)
■東奥日報(6月24日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■岩手日報(6月24日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■四國新聞(6月24日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■EYESCREAM(No.166)/紹介
■山陰中央新報(7月1日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■週刊朝日(7月13日号)/書評(栗下直也氏)
■山梨日日新聞(7月5日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■神奈川新聞(7月8日)/書評(森原龍介氏・共同通信記者)
■東京新聞(7月15日)/書評(小佐野彗太氏)
■中日新聞(7月15日)/書評(小佐野彗太氏)
■図書新聞(7月21日)/2018年上半期読書アンケート(加藤一夫氏)
■週刊ダイヤモンド(7月28日号)/書評(永濱利廣氏・第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)
■産経新聞(7月26日)/時評・論壇
■週刊読書人(7月27日)/2018年上半期の収穫から(佐々木力氏・中部大学高等学術研究所特任教授、科学史、科学哲学)
■週刊エコノミスト(8月14日・21日合併号)/目利きの本棚(佐藤慶一氏・講談社)
■東京新聞(8月19日)/栗原裕一郎さんの3冊の本棚
■ふぇみん(9月5日号)/紹介
■朝日新聞(9月15日)/欧州季評(ブレイディみかこ)
2019年
■東京新聞夕刊(2月27日)/論壇時評(中島岳志氏・東京工業大学教授)
■図書新聞(7月20日号)/読書アンケート(古賀徹氏・哲学)
2020年
■朝日新聞別冊be(3月14日)/ブレイディみかこさん特集