最後の手紙
著者 | アントニエッタ・パストーレ 著 関口 英子/横山 千里 訳 |
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価格 | 2,090円(税込) |
発売日 | 2019年8月23日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 上製 |
頁数 | 208頁 |
ISBN | 978-4-7505-1601-1 |
Cコード | C0097 |
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内容紹介
別れがつらいのは、それだけ多くのものを 受け取ったから
別れた夫の思い出のみを胸に戦後を生きた女性。
その遺品の手紙が語り出す、悲しい真実とは。
イタリア人の目を通して描く、実話に基づいた「原爆と戦争」の傷跡――
日本人男性と結婚したイタリア人の著者は、結婚の挨拶に広島を訪れた。
義理の叔母ゆり子と話すうち、別れた夫を想い続けるゆり子に興味をひかれていく。深く愛し合っていたふたりは、なぜ引き裂かれてしまったのか。
村上春樹作品の翻訳者が綴った感涙のノンフィクション・ノベル
「二人の悲劇を歴史のせいにするのは、虫が良すぎる事だと分かっています。ですが、幸せになる事は、強い人間だけに与えられた権利なのでしょうか。」
(本文より)
【書評・メディア情報】
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