たぐい vol.2
著者 | 奥野 克巳ほか 著 |
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価格 | 1,650円(税込) |
発売日 | 2020年1月24日 |
判型 | A5判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 200頁 |
ISBN | 978-4-7505-1631-8 |
Cコード | C0010 |
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内容紹介
話題の人類学者や批評家たちを結集した、新しい人類学の専門誌第2弾!
人間は人間だけで生きているのではない。複雑種の絡まりあいとして、人間はある。
種を横断して人間を描き出そうとする「マルチスピーシーズ人類学」の挑戦的試みを伝えるシリーズ第2弾。
人類学者・奥野克巳を中心に、上妻世海などの気鋭の批評家や人類学者が執筆。
※マルチスピーシーズ人類学とは:人間の存在を人間だけでなく、動物や非生物との関係から描き出そうとする学問のこと。
第1弾『たぐい vol.1』はこちら
【目次】
吉村萬壱「病院」
上妻世海「森の言葉 序説 後編――全てのひそひそ話のために」
特集1 共異体の地平
近藤祉秋「赤肉団上に無量無辺の異人あり:デネの共異身体論」
石倉敏明「「宇宙の卵」と共異体の生成――第五八回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示より」
特集2 仏教・異界・精神分析
奥野克巳・中上淳貴「マルチスピーシーズ仏教論序説」
甲田烈「往還存在論の試み」
工藤顕太「模倣の性愛―ユガギールと精神分析」
フィールドから
シンジルト「家畜の野生化:チベット高原における種間関係のダイナミックス」
磯田和秀「もっと生き物の/と話をしよう」
自著解題
赤嶺淳「待ちつづけてみよう――アナ・チン『マツタケ』解題」
大村敬一「The World Multiple ―The Quotidian Politics of Knowing and Generating」
奥野克巳+MOSA 漫画「リーフモンキー鳥と、リーフモンキーと、人間と」