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猫には負ける

猫には負ける
著者 佐々木 幹郎 著
価格 1,650円(税込)
発売日 2020年2月22日
判型 四六判
製本 並製
頁数 180頁
ISBN 978-4-7505-1635-6
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

「窓から入っていいよ」

姓は「ツイラク」、名は「ミー」ちゃん。
半野良猫生活を送るメスの三毛猫との、
かけがえのない時間を日本を代表する詩人がつづる。
古今東西の「猫詩」も紹介。


臆病で、どんくさい。
でも、たまらなく、愛おしい。


「ツイラク・ミーちゃん」との、のんびりとした日々の暮らし。



【もくじ】
姓はツイラク、名はミーちゃん。
ノリと妹と
猫語と全身言語
猫と山について
猫が教えてくれること
足音は風
そもそも猫とのつきあいは
繭猫作り
ツイラク・ミーちゃんの災難
ツイラク・ミーちゃんの冒険
僧侶となったミーちゃん
女王のご帰還、完全回復!
大家さんと猫
アイルランドの猫
バンガー・バーンという猫
それは恋なのか?
うちの「大猫」の物語
駄猫ミーちゃんの幸福
夏の猫
猫の記憶
その手を嚙むよ!
台風と猫とカトマンズ
朔太郎の猫
犀星の猫
ノラ、ノラ、ノラ
図書館と猫——あとがきに代えて


2020年、第1回大岡信賞受賞。

【書評・メディア情報】
■新文化(3月5日)/紹介(岩渕宏美氏・ライター、書評家)
■熊本日日新聞(3月8日)/紹介
■日本農業新聞(3月22日)/短評
■毎日新聞(3月22日)/短評
■毎日新聞(3月23日)/紹介(酒井佐忠氏・文芸ジャーナリスト)
■西日本新聞(3月28日)/紹介(田尻久子氏・橙書店)
■中國新聞(3月29日)/短評
■産経新聞(4月4日)/「本ナビ+1」で紹介(和合亮一氏・詩人)
■信濃毎日新聞(4月4日)/短評
■サンデー毎日(4月26日号)/著者インタビュー
■東京新聞(4月27日)/新刊ピックアップ
■週刊読書人(5月8日)/#こういうときこそ本を読もう(南陀楼綾繁氏)
■猫びより(7月号)/紹介




著者紹介

佐々木 幹郎(ささき・みきろう)
詩人。1947年奈良に生まれ大阪で育つ。同志社大学文学部哲学科中退。
ミシガン州立オークランド大学客員研究員、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師を歴任。
詩集に『蜂蜜採り』(書肆山田、第22回高見順賞)、『明日』(思潮社、第20回萩原朔太郎賞)など。
評論・エッセイ集に『中原中也』(筑摩書房、第10回サントリー学芸賞)、『アジア海道紀行』(みすず書房、第54回読売文学賞)、『やわらかく、壊れる』(みすず書房)、『雨過ぎて雲破れるところ』(みすず書房)、『旅に溺れる』(岩波書店)、『瓦礫の下から唄が聴こえる』(みすず書房)、『東北を聴く―民謡の原点を訪ねて』『中原中也―沈黙の音楽』(ともに岩波新書)など。『新編中原中也全集』全6巻(角川書店)責任編集委員。
最新刊に、共著『大正=歴史の踊り場とは何か── 現代の起点を探る』(講談社選書メチエ)、詩集『鏡の上を走りながら』(思潮社)、英訳詩集『Sky Navigation Homeward』(Dedalus Press)。
第1回大岡信賞受賞。

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