鏡の中のアメリカ 分断社会に映る日本の自画像
著者 | 先崎 彰容 |
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価格 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2020年10月28日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 240頁 |
ISBN | 978-4-7505-1672-1 |
Cコード | C0021 |
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内容紹介
本書の鏡に映っているのは、過去に膨大な書物のなかに見ていたアメリカであり、そのアメリカを通してみる日本の姿だ。
岩倉使節団の一員・久米邦武『米欧回覧実記』や、江藤淳『アメリカと私』を頼りに、サンフランシスコを歩き、アーリントン墓地を訪ね、大陸横断鉄道に乗る。
否応なく関係を迫られる大国アメリカ。
過去の日本人がどうアメリカを見、刺激を受け、自己規定をしていったのか。
過去と現在を行ったり来たりしながら、アメリカを通して日本のこれからを考える歴史エッセイ。
——僕らは一五〇年以上、翻弄されつづけている。
【目次】
・Tokyo, Haneda, August 19, 2019
・旧グランドホテル前にて
・開国とはなにか
・即ち日本士人の脳は白紙の如し
・一七年ぶりの再会
・分断社会
・ジョージタウン大学での講義
・講演会の日
・Pearl Harbor, Dcember 7, 1941
・私の保守主義観
・カりフォルニア・ゼファー
・最後のサンフランシスコ
・あとがき
【書評・メディア情報】
■日本経済新聞(12月19日)/書評
2021年
■Webサンケイニュース・プレミアム(1月2日)/著者インタビュー
■熊本日日新聞(1月10日)/短評
■京都新聞(1月17日)/短評
■産経新聞(1月18日)/著者インタビュー
■世界日報(2月21日)/書評(増子耕一氏)