日本が壊れる前に 「貧困」の現場から見えるネオリベの構造
著者 | 中村 淳彦 × 藤井 達夫 |
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価格 | 1,540円(税込) |
発売日 | 2020年11月18日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 208頁 |
ISBN | 978-4-7505-1663-9 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
学費のため風俗に走る女子大生、貧困地域で蔓延する主婦の売春、低賃金で部品のように働かされる介護現場。
——「貧困」は社会のいちばん弱い部分を直撃する。
バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。
終身雇用、労働組合のあり方、すべてが時代遅れとされ、ネオリベ(新自由主義)と自己責任論が社会を席捲した。
そこで犠牲になったのは、主に女性たちと若者。
そして、いま中年男性が狙われている。
国が決めたマクロな政策はときに末端の人々を壮絶な現実に陥れる。
——衰退途上国で、次に堕ちるのは、中年の男たちだ。
衰退途上国・日本の現状を徹底討論したノンフィクションライターと政治学者による平成30年史。そして未来は?
【目次】
プロローグ 新自由主義とは
1 コロナ禍が浮き彫りにした見たくなかった現実
2 コロナがなければ、中年男性が死ぬはずだった
3 どうして団塊の世代だけが恵まれるのか
4 分断をこえて、ポストコロナを生きる
あとがき
・なによりも死にたくないという覚悟を——中村淳彦
・政治の行き詰まりと私たちのこれから——藤井達夫
【書評・メディア情報】
■プレジデントオンライン(12月19日)/抜粋記事 第1回
■プレジデントオンライン(12月20日)/抜粋記事 第2回
■プレジデントオンライン(12月21日)/抜粋記事 第3回
2021年
■幻冬舎plus(2月23日)/抜粋記事 第1回
■幻冬舎plus(2月27日)/抜粋記事 第2回
■幻冬舎plus(3月3日)/抜粋記事 第2回
■NHKラジオ第一「マイあさ!」(3月28日)/著者出演
■週刊朝日(5月7・14日合併号)/「今週の名言奇言」で紹介(斎藤美奈子氏)