コロナ禍をどう読むか 16の知性による8つの対話
著者 | 奥野 克巳 近藤 祉秋 辻 陽介 編 逆卷 しとね 尾崎 日菜子 吉村 萬壱 上妻 世海 清水 高志 甲田 烈 松本 卓也 東畑 開人 山川 冬樹 村山 悟郎 辻村 伸雄 石倉 敏明 塚原 東吾 平田 周 |
---|---|
価格 | 2,420円(税込) |
発売日 | 2021年1月23日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 432頁 |
ISBN | 978-4-7505-1682-0 |
Cコード | C0010 |
オンライン書店で購入
内容紹介
ウイルスは「敵」なのか? それとも――?
人類学、哲学、批評、アート、小説、精神分析、ビッグヒストリー、妖怪、科学史……。
ジャンルを異にする俊英たちが、コロナ禍が露わにした二元論の陥穽をすり抜け、「あいだ」に息づく世界の実相を探る。刺激的な八つの対話集。
刻々と迫りくる感染症と、その対策に奔走する我々。
緊急事態宣言下の日本で行われた八つの対談は、未曾有の事態を普遍的な観点から見つめ直す、二つのまなざしが直交する対話の記録である。
【目次】
■ TALK 01 奥野克巳 × 近藤祉秋
「ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する」
■ TALK 02 逆卷しとね × 尾崎日菜子
「接触と隔離の「あいだ」を考える」
■ TALK 03 吉村萬壱 × 上妻世海
「私と国の「あいだ」を/で問い直す」
■ TALK 04 清水高志 × 甲田烈
「既知と未知の「あいだ」の政治」
■ TALK 05 松本卓也 × 東畑開人
「心と身体の「あいだ」を考える」
■ TALK 06 山川冬樹 × 村山悟郎
「隔離され、画像化された二つの「顔」、その「あいだ」で」
■ TALK 07 辻村伸雄 × 石倉敏明
「歴史と神話の「あいだ」の実践」
■ TALK 08 塚原東吾 × 平田周
「グローバルとローカルの来たるべき「あいだ」へ」
【書評・メディア情報】
■朝日新聞(2月20日)/「ひもとく」にて紹介(江南亜美子氏・書評家)
■熊本日日新聞(2月28日)/短評
■中國新聞(3月7日)/短評
■神奈川新聞(3月28日)/短評
■TOCANA(5月25日)/辻陽介さんインタビュー(前編)
■TOCANA(5月26日)/辻陽介さんインタビュー(後編)
■朝日新聞(7月5日・6日)/「折々のことば」にて紹介(鷲田清一氏)