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会社案内

株式会社 亜紀書房 所在地

本社

  • 〒101-0051 千代田区神田神保町1-32
  • 代表 03-5280-0261
  • FAX 03-5280-0263

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亜紀書房のあゆみ

1960

1967年 亜紀書房創業

亜紀書房の名は、「これから来たる亜細亜の世紀をリードする」という意味を持ってつけられた。

1969年『砦の上にわれらの世界を』を刊行

創業してまもなくヒットが出た。それが本書でサブタイトルは「ドキュメント東大闘争」。一連の学生運動でも特に激しかった東大闘争のさなかに出版された本書は、運動をしていた学生を中心に爆発的な人気を得た。

1970

1971年 『公害言論』(宇井純著)を刊行

著者の宇井純は東大助手時代、新潟水俣病を実名で告発して、教授の道を絶たれた。従来の科学技術者の多くが「御用学者」の活動をしてきたと批判し、公害被害者の立場に立った視点を提唱して環境学のさきがけとなった。
本書は1970年から15年にわたる東大の公開自主講座「公害原論」をまとめたものである。初版は3巻シリーズであったが、1988年に合本し、2006年に新装版を刊行した。柳田邦男氏推薦。また、『自主講座「公害原論」の15年』(2007年)では、宇井氏本人が編著者として自主講座を総括している。

1978年 『作文集 泣くものか』(全社協養護施設協議会編)が第32回毎日出版文化賞を受賞

1977年に刊行した本書は、親と子、家庭と社会という人間にとって永遠の課題を、養護施設で暮らすことになった子どもたちの作文を収録している。厳しい境遇にさらされながらつづられた子どもたちの文章は、多くの人の心を打ち、22刷を重ねるロングセラーとなった。1990年、第二弾として『続泣くものか』が刊行された。

1980

1984年 『凍土の共和国』(キム・ウォンヂョ著 佐藤勝巳解説)を刊行

元朝鮮総連幹部が統一日報に連載した日記をまとめて刊行した。著者名のキム・ウォンヂョはペンネームである。北朝鮮は、国民が平等に富を受けられる希望の楽園と宣伝を繰り返し、在日朝鮮人の帰国事業を推し進めていた。
それから四半世紀が経ち、帰国者が激減してから刊行された本書は、飢餓と強制労働に苦しむ北朝鮮の民衆の実情をはじめて暴き、その衝撃的事実が大きな反響を呼んだ。2008年に新装版を発売。

2000

2001年 “アメリカ暮らし”シリーズがスタート

2001年、『最新版 アメリカで働くためのQ&A100』(2007年改定)と『新版 アメリカ暮らしすぐに使える常識集』(2009年改定)が発売される。アメリカに渡航する際のガイド書として人気を博し、2004年に『アメリカ暮らし 住んでみてわかる常識集』(2011年改定)を刊行、2009年に『アメリカで結婚・出産・子育ての安心ガイド』、『アメリカで遊学・永住権ガイド』を刊行する。
2010年には詳細な情報を網羅したエッセイガイド『梅田香子の知っ得!アメリカ暮らし情報』を刊行している。

2005年 『失礼ながら、その売り方ではモノは売れません』(林文子著)がベストセラーに

ダイエー初の女性会長として活躍した話題の人。発売前から注文が殺到した。企業研修などでテキストに使われるなどロングセラーとなり、9刷を重ねて累計13万部を売り上げた。

2007年 翻訳ノンフィクションシリーズがスタートする

2007年に『ニュース・ジャンキー』(ジェイソン・レオポルド著)を刊行後、『アーミッシュの赦し』(ドナルド・B・クレイビル他著 2008年)、『ユダヤ人を救った動物園』(ダイアン・アッカーマン著 2009年)、『アフガン、たった一人の生還』(マーカス・ラトレル著 2009年)、『哲学する赤ちゃん』(アリソン・ゴプニック著 2010年)、『災害ユートピア』(レベッカ・ソルニット著 2010年)と、次々と翻訳ノンフィクションを刊行。
『アーミッシュの赦し』、『ユダヤ人を救った動物園』『アフガン、たった一人の生還』は新聞、雑誌に紹介されたちまち重版となり、『哲学する赤ちゃん』は、「週刊ブックレビュー」(NHKBS)でもとりあげられロングセラーになっている。

2007年 安全保障関連本がロングセラーに

防衛大教授陣による安全保障を扱った一連の著作群は『「新しい安全保障」論の視座』(赤根谷達雄・落合浩太郎・中西寛・栗栖薫子・中沢力著、2007年)にはじまり、詳しくやさしい解説が評判の『安全保障のポイントがよくわかる本』(防衛大学校安全保障学研究会編・武田康裕・久保田徳仁・西原正・宮坂直史・岩田修一郎著、2007年)、2003年の初版刊行から堅実に版を重ねている『新訂第4版 安全保障学入門』(防衛大学校安全保障学研究会編著・武田康裕・神谷万丈著、2009年)、同盟締結から50年の節目に刊行された『日米同盟再考』(西原正・土山實男監修・(財)平和・安全保障研究所編、2010年)、最新の世界動向を鋭く切り取った『軍事大国化するインド』(西原正・堀本武功編、2010年)などがある。

2009年 『環境問題を経済から見る』(福島清彦著)が日経BP・Biz-Tec図書賞を受賞

環境経済学の視点から、EUと比較して、日本の環境・エネルギー政策を検証する本書。日経BP・Biz-Tec図書賞を受賞の際の講評は以下である。
「『環境問題を経済から見る』(福島清彦著)は、地球温暖化問題について、政策、技術、経済の視点から、どのように対応すべきかについて示している。市場の失敗、フローやストックの分析など、いくつかの基本的な経済概念を用いて、政策論争をわかりやすく論じている。本書の特色は、EU諸国の政策を現地調査を含めて丹念に調べ上げた点である。「炭素収支」「エネルギー収支」「経済収支」を重視して、新しい環境・エネルギー産業と雇用を創出しているEUから学ぶべきであると論じている。アメリカにおいての旧ブッシュ政権の失策をオバマ新大統領が画期的に転換することを指摘しているが、最近起きた政権交代により日本でも政策転換が可能なことを示唆している点が興味深い」(日経BP社ニュースリリースより抜粋)

2010

2011年 『災害ユートピア』が話題に

人は災害に遭っても、困っている人に手を差し伸べ、嬉々として自分のやれることに精を出し、見ず知らずの人間に食事や寝場所を与える。大爆発、大地震、大洪水、巨大なテロの後、そこにはユートピアが出現する。2010年12月に刊行した本書は、発売後すぐに書評にとりあげられ、たちまち重版した。その後、東日本大震災後、新聞、テレビなどで必読の書としてとりあげられ話題を呼ぶ。

2011年 ZERO事業部発足

2011年2月、紙媒体のみならず、さまざまなメディアに、存在感のある著者(才能)が織りなす作品を発信すべくZERO事業部を立ち上げる。NTTプライム・スクウェアが運営するプラットフォーム『Fan+(ファンプラス)』で「談志市場」を出店する。

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