2014年11月7日（金）に、法政大学沖縄文化研究所の総合講座「沖縄を考える」の一環として、宮台真司さんと仲村清司さんが『これが沖縄の生きる道』（弊社刊）の内容と関連した対談をおこないました。

沖縄文化研究所の許可を得て、当日のイベントの動画を無料で特別公開します。

この講座では「沖縄問題」について様々な角度から――基地問題、福島と沖縄との類似性、日本の戦後史における沖縄の位置付け、本土と沖縄の非対称的な関係性、共同体自治とあるべき民主主義の姿など――多岐にわたる議論がなされました。

「自分たちの社会の在り方を自分たちで参加して決める」ということが民主主義の根幹だとすれば、沖縄は長い間、民主主義を阻害されてきました。
普天間基地問題と辺野古への基地「新設」問題で揺れる中、いま沖縄は大きな転換点を迎えようとしています。

『これが沖縄の生きる道』という書籍の刊行、そして本講座の公開が、わたしたちが沖縄の民主主義を考え、さらに沖縄から民主主義の本質について考えるための一助となれば幸いです。

（亜紀書房編集部）